見出し画像

現代ロイヤルにおけるマリガンの考え方

最近夜が寒いなと感じる季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

自分はRAGEDay2に出て5-3でマネフィ届かなかったり、もう少し前だとミリオンカップ予選準優勝で3万貰ったりと好成績は残せています。

さて、今回はいつもの連勝デッキ紹介ではなく、試合をする時の考え方について書いていこうと思います。

※あくまで個人の考えなので参考程度にお願いします。

・マリガンの考え方

シャドバをやる上で大事な要素の1つであるマリガンですが、基本的に要らないカードを返し、序盤に活用しやすいカードを引きにいくことが多いと思います。

例としてこのデッキにおける初動のマリガンの解説

画像1

画像2

先攻でこの手札を貰った時、マリガンはどうするべきでしょうか。

Twitterにてアンケートを取った時ものがこちらです。https://twitter.com/azami_0943/status/1449818901022273536?s=19

3ターン目の動きを狙ってベイミスを返すのか、それともナテラが引けることを信じて全キープか。

この場合は個人的に後者を選びます。

理由としては

・2ターン目までの動きが確立されている
・3ターン目開始時までのターン開始時ドローは3枚あるから動ける札はほぼ確実に引ける。
・6ターン目にベイミスを投げるというプランを頭に入れながら試合展開ができる

というのが理由です。

確かにベイミス2枚目を引く可能性がありますが、それよりもマリガン返してベイミスが6ターン目までに引ける確率の方が少なく、ゲームプランも立てにくいことを考慮すると返すのはあまり良くないかなと考えます。

この場合、もし仮にターン開始時のドローしかしなかった時、6ターン目にナテラが手札にある確率は大体6割で、実際はもう少しドローしたり、呼び出しなどでデッキ圧縮をしてることが多いのでもうちょっと確率は高いです。

ロイヤルは6ターン目の始めまでに大体10~12枚は引けるのですが、そのうちの3枚はマリガンなので、試合中盤に大きな影響を与えるカード(以下ゲームメイカー)を返してしまうと、引くカードが悪ければ本来有利な対面であっても負けるケースが出てしまいます。

※ゲームメイカーの補足
・フェアリーエルフのアリア
・ラスワネクロのオミナスタイラント
・スペルウィッチのイザベル
などが例として挙げられる。

そのため、自分がよくやるマリガンとしては「序盤札2枚+ゲームメイカー1枚」の手札をめざしてマリガンすることが多いです。

さて、先程の画像では2枚が確定キープ対象であり、ベイミスを返すか否かの問題でしたが、実際はそんなにうまくいきません。

なので別の例を用意しました。

画像3

自分はアドミラルだけ返しました。

Twitterでの反応はこんな感じ

https://twitter.com/azami_0943/status/1449819120833228808?s=19

陽だまりをキープする理由としては「どこかのタイミングでナテラカードを引く必要がある上に、2ターン目の動きも見えているから、キープしても良い」と思ったからです。

この場合は間接的ではありますがゲームメイカーに干渉するカードとして陽だまりをキープしています。

ベイミスを使う時に確実にナテラカードは必要なため、返してしまうと6ターンでベイミスとナテラカードの両方を引く必要があり、そこまで都合よく引けるとは思えないため、返すのはオススメしないです。

ここまでのまとめ

・マリガンでゲームメイカーを1枚持っておく事でゲームプランが立てやすくなる。
・理想のマリガンは「序盤札2枚+ゲームメイカー1枚」

ということを覚えて次に行きましょう。

・何故マリガンはそこまで大事なのか

先程ちらっと話しましたが、ロイヤルは6ターンで平均10枚~12枚を引き、そのうちの3枚はマリガンだと話しました。
つまり、マリガンの時点で既に試合に関わるカードのうち30%近くを手札に抱えることになります。

そして、大体の初動である2ターン目までの2~3ドローを含めると、約50%。十分ゲームプランが立てれるぐらいだと思います。

つまり、その時点でゲームプランが立てれず、残りの50%でゲームプランを立てなければならなくなった時、運ゲーと化してしまいます。

運ゲーと化してしまわないためにも、マリガンは本当に大事になってきます。

・ゲームメイカーをキープするメリット、デメリット

アーキタイプ毎にゲームメイカーとなるカードは違いますが、引いたら絶対その試合で出す!ってカードは少し欲張って持っておくことで、気持ち的にも余裕が生まれたり、無理にドロソ回して欲しいカードを引きにいくことが減るため、比較的パワープレイをしやすくもなります。

ただ、デメリットもあり、序盤に使えるカードの選択肢を1つ減らしてしまうので、ゲームメイカーだけ単キープすると、序盤札を上手く引き込めないこともあるため、「デッキ内容」と「マリガン前の手札(以下初手)」との兼ね合いがとても重要になります。

・ロイヤルにおけるマリガンは…

ズバリ、ドロソ(ルーター)だと思います。

基本的に、特定のカードが引けないと動きが弱くなるクラスではないため、ハードマリガンをして特定のカードを狙うことはほとんどありません。序盤の動きが見えていれば比較的自由度の高いマリガンができるのはロイヤルの特徴かなと思います。

対面と初手で何をキープすべきか、何を返すべきなのかは結構変わりますが、基本的に「進化ターンまでに使いやすいカード」をキープすることを推奨します。

・まとめ

解説動画とかで、基本的に序盤意識のマリガンを推奨する人が多かったりするので、中盤意識のマリガンをしてみるのもありなのではないか?という提案のnoteになります。

もちろん、序盤意識のマリガンが間違ってるとは思わないですし、今現状勝てているのであれば無理に変える必要もないと思います。「こういったマリガンもあるんだな〜」程度に考えてもらえると幸いです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

今回から投げ銭方式を取りたいと思います。

noteは不定期更新ですが、どこかで役に立つような情報を落とせれたらいいなと思います。

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?