【ろいともさんの備忘録】24年4月 株用語 株価 PER PBR ROE とは
〇株価とは
1株あたりの会社の価値
会社のオーナーになるために必要なお金
世間からのその会社に対する評価
〇PERとは
price earnings ratio:株価収益率
低いほど割安
純利益は株主のもので何年で回収できるか?
PER = 株価/1株あたりの当期純利益
株価の状況を判断する指標
Q 例えば、同じ仕事をしているA社とB社、どちらの株がお得か?
株価 1株あたりの純利益
A社 1000円 100円
B社 1000円 200円
A 当然、1株あたり利益が高いB社と考えるのが普通です。
これをPERで考えると
株価 1株あたりの純利益 PER
A社 1000円 100円 10倍
B社 1000円 200円 5倍
➡低い方が割安
逆数が利回りの指標
5倍の場合、1/5×100=20%
〇PBRとは
price book value ratio:株価純資産倍率
企業の資産面から株価の状態を判断する指標
解散価値
2023年、東証の異例のPBR改善要請で注目されいる
1倍以下=解散価値割れ
解散して仮に資産を処分した場合
1以下の場合割安といわれている
東証プライム市場のPBR1倍割れ企業は2022年末で47%であった2023年末で44%
PBR = 株価/1株あたりの純資産
Q 例えば、同じ仕事をしているA社とB社、どちらの株がお得か?
株価 1株あたりの純資産
A社 1000円 200円
B社 1000円 250円
A 当然、1株あたり資産が高いB社と考えるのが自然です。
これをPBRで考えると
株価 1株あたりの純資産 PBR
A社 1000円 200円 5倍
B社 1000円 250円 4倍
➡低い方が割安
PBR1倍は、株価が解散価値と等しい、保有する純資産と株式時価総額と等しい
〇ROEとは
return on equity:自己資本利益率
収益性分析で用いられる指標
株主の投資額をどれだけ効率よく利益を出したかの指標
経営の効率性を表す
ROE = 税引後の純利益/自己資産 ×100(%)
小学生の時、ハジキで覚えた人も多いと思います。
キ/ハ・ジ=距離/速さ・時間
株に例えると
B/O・E=PBR/ROE・PER
PBR=ROE・PER
株価/1株あたりの純資産=1株あたりの当期純利益/1株あたりの純資産・株価/1株あたりの当期純利益
PBRが低い➡ROEが低い➡真の割安株とは言えない
PBRが低い➡ROEが高くPERが低い➡高い収益力を反映されていない➡お宝株の可能性あり
バリュートラップに注意
PER=PBR/ROE1株
株価/1株あたりの当期純利益=株価/1株あたりの純資産/1株あたりの当期純利益/1株あたりの純資産
ROEが高い➡収益力が上がる➡PERが低下➡割安感で株価が上がる
ROEのデュポン公式
ROE=利益率×総資産回転率×レバレッジ
ROE=当期純利益/売上高×売上高/総資産×総資産/自己資本
ROE=当期純利益/自己資本
ROE向上➡利益率を上げる
利益率=当期純利益/売上高
利益率の高い商品を開発、ブランディング、コストカット
ROE向上➡総資産回転率を上げる
総資産回転率=売上高/総資産
売上高を伸ばす、薄利多売型、有休資産売却
ROE向上➡レバレッジを上げる
レバレッジ=総資産/自己資本
借入を増やす、自社株買い、増配
資産=負債+純資産
売上=費用+純利益
負債が増える➡株主へのリターンを増加させる
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