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【アート】空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン@東京ステーションギャラリー|感想
ずっと気になっていて、行くかどうか当日の朝まで迷っていた展覧会。
結果、行って良かった!
思った以上にインスパイアされ、優しい世界観が私を癒してくれました。
今回はオール写真NGだったので画像では紹介できないのが残念です。
フォロンはベルギー人の画家で、マグリットのことが好きだったそう。
私もマグリットが好きなので少し嬉しくなります。
〈絵を観ながら考えたこと〉
空想の世界は自由だ
想像のバウンダリーを取り払わなければならない
私が小説を書いたらフォロンの絵のような装丁にしてもらいたい
顔がりんご、スプーン、フォークになっているブロンズ像が好き
想像の自由、選択の自由
人はなんのために生まれてきたのか
優しくも不思議な世界観に魅了された私は珍しく図録がほしくなりました。
しかしいざショップで図録を見てみると、本物の絵から受けたほどのインスピレーションは感じられません。
やはり美術館で本物の絵から受け取るさまざまなもの、そしてその観ている“瞬間そのもの"が尊いのだと実感しました。
奇をてらったり攻撃性を強めたりしなくても、絵で何かを伝えることはまだ十分にできるのだと確信しました。