【旅】タイ・シンガポール・フィリピン
予告していた旅行記の連載をはじめます!
不定期更新になりますが、よろしくお願いします。
行った順に書いていこうと思うので、まずはタイ・シンガポール・フィリピン旅からスタートします。
と言っても、しょっぱなからすみませんが、この旅はあまり記憶にございません。なぜなら私はまだ幼稚園児だったからです。したがって写真のない回になりますが、かすかに覚えていることの中からかいつまんで書いていこうと思います。
この旅は、父、母、祖母と一緒に出かけた、私にとって人生初の海外旅行。
海外には行きたくない!と頑固を発動した祖父は、家でお留守番でした。
当初行き先はタイとシンガポールの予定でした。
ところが、予想外のできごとがあり、フィリピンにも行くことになってしまったのです。
タイでは茶色くて汚い川(チャオプラヤー川)をクルージングしながら、船内でめちゃくちゃ臭いドリアンを食べました。
そしてワット・アルン(暁の寺)にも行きました。
シンガポールではマーライオンの前で写真を撮りました。
と、覚えているのはこれくらいです。
たぶんもっといろんな場所へ行ったんだと思います。
アルバムを見てみると私の顔が終始不機嫌そうだったので、家族に聞いてみると、あまりにも暑くて「歩きたくない」を連発し、抱っこして観光しなきゃいけないから大変だったと言っていました。
わがまま言ってゴメンナサイ。
そして帰国便の中。
家族みんな、体調不良もなく元気に旅を終えようとしていました。
ところが日本付近で台風が発生しており、日本へ近づくことができないということで、飛行機は同じところを旋回し始めました。
ほどなくして、フィリピンに緊急着陸が決定し、その日はマニラで1泊することになりました。
当時のマニラはいかにも治安が悪そうな雰囲気で、ライフルを持った屈強な人がいたるところに立っており、幼心に不穏なものを感じました。
案内されたのは高級ホテル。
ホテル代は航空会社持ちとなるので、それはラッキーでしたね。
父と母で1室、祖母と私で1室を使いました。
ところが私たちの部屋はシャワーが出なかったので、お風呂は両親の部屋で入りました。
家族が「高級ホテルでも水が出ないことがあるんだねぇ」と話していたことを覚えています。
そして翌日には無事日本に帰国。
私のはじめての海外旅行は東南アジアだったんだなぁと、しみじみ思います。
小さいころから海外旅行に連れて行ってくれた両親には、感謝の気持ちしかありません。園児なんて連れて行ったら大変だったろうに、ありがたい限りです。