【アート】美術検定3級攻略─おすすめ勉強法─
さて、先日美術検定3級を受け、合格発表はまだだというのに早々にこの記事を書いています。
美術検定は、美術好きの方の間では有名かもしれませんが、一般的にはマイナーな資格試験です。そのため、勉強法や攻略法を検索してみてもあまりヒットしません。
そこで今回は、私が個人的にやってきた勉強法をnoteで紹介してみようと思います。
1.『知識ゼロからの西洋絵画史入門』by山田五郎さん
まずはこの本で楽しく美術史の流れを把握しつつ、それぞれの時代や絵画様式の特徴を覚えました。
美術史の時代名は丸暗記した方が後々勉強を進める上で格段に楽になるので、一気に覚えてしまうことをおすすめします。私は替え歌を作って1日で覚えました。
2.『見かたがわかればもっと面白い!日本絵画の教科書』
私の日本美術に対する苦手意識をすべて吹き飛ばしてくれた一冊。
興味深く読み進めていくうちに、自然と知識が増えていきました。
繰り返し読みたい一冊です。
3.美術検定公式テキスト『改訂版 西洋・日本美術史の基本 美術検定1・2・3級公式テキスト』
正直まったくおすすめではないですが、公式テキストなので仕方なく読みました。
これはいわゆる学生時代の山川の教科書のようなものなので、エンターテイメント性は皆無。そのため、これを楽しく読むというのは多くの人にとっては不可能だと思います。
その上、本のタイトルにあるように「1・2・3級」の公式テキストとなっているので、3級受験者がどこまで覚えればいいのかわかりません。
おもしろくもないので、読んだところで何ひとつ記憶に残りませんでした。
この本は、辞書のように何かを調べるために使うのがいいのかも。
ただし、1級レベルになれば全部覚えないといけないのかもしれません。
4.『知る、わかる、みえる 美術検定3級問題[基本編 basic]』
繰り返し、繰り返しやりました。
「基本編」と書かれていますが、このテキストをすらすら解けるようになれば、世間一般の人よりはるかにアート通であることは間違いなしです。
ただ、これをやったからと言って同じ問題は一問も出ません。
5.YouTube『山田五郎オトナの教養講座』
信頼でき、情報量が群を抜いて多く、最高におもしろい番組です。
各回を3〜6回ずつ観ました。
アート系YouTubeで本当にためになり、信頼できると思うのは、このチャンネルと次に紹介するチャンネルだけです(個人的な意見です)。
6.YouTube『日めくり3分間名画の旅』
藤ひさし先生が解説されています。
シンプルかつ信頼できるチャンネルです。
7.実際に美術館巡りをする
この1年で訪れた美術館や展覧会はいくつだろう? わからなくなるほどたくさん足を運びました。
知識が増えれば増えるほど、絵を観るのもどんどん楽しくなっていきます。
さいごに
楽しみながら学ぶことが、合格への1番の近道だと思います。合格発表まだだけど(笑)。