【旅】オーストラリア(1回目)─ブリスベーン、シドニー、ゴールドコースト─
小学3年生の夏休みに、はじめてオーストラリアに連れて行ってもらいました。
その頃マラソンをはじめた父が人生初の大会に出るため、ゴールドコーストマラソンに申し込み、母と私は応援団として同行。
さらに母娘で、マラソンと同時開催の10kmウォークに出場しました。
その年のゴールドコーストマラソンには上岡龍太郎さんとトミーズ雅さんも参加しており、私たちはお2人と同じ飛行機で関空から飛び立ちました。
当時まだ9歳でしたが、幼い胸にオーストラリアはとても美しく映りました。
小学生の私が驚いたのは、北半球と南半球では季節が真逆だということ。
小3ともなれば、そのことを情報としては知っていたのでしょうが、実際に体験してみると実に不思議に感じられました。
こうした「自分の常識を打ち破られる体験」というものが海外旅行の醍醐味だと大人になった今でも思います。
コアラを抱っこしたり、カンガルーにごはんをあげたり、動物園でウォンバットを見たりして、すっかりオーストラリアの動物が大好きになった私。
ゴールドコーストではシーワールド(遊園地)に行き、見晴らしのいいジェットコースターを楽しみました。
滞在中、上岡龍太郎さんとのディナーパーティーに参加しました。ちょこっとお話をしてから握手をしてもらい、サインもゲット。
大会では、母と私は見事に10kmウォークを歩ききりました。
ゴール目前で、私は、車いすで参加していた方のタイヤに後ろから足を巻き込まれ、転んでしまいました。
半泣きになっているのに、そのおばさんは謝罪の言葉もなく横を通り過ぎていきました。しかも、こちらに蔑むような視線を向けながら。
今思えば人種差別だったのかも。
しかし、そんなババアにもめげず無事ゴール!
とてもいい思い出です。
そして父も見事にフルマラソンを完走し、タイムは3時間58分でした。
素晴らしい結果ですね。
この旅がきっかけで私たち家族はオーストラリアが大好きになり、このあと何度も訪れることになりますが、それはまた別の記事で。