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いつも甘えさせてくれる僕の奥さんが…


僕には結婚して1年の奥さんがいる。


○○:ただいま~

??:お帰りなさい!○○!

名前は菅井友香。

友香:どうする?お風呂沸いてるけど?

○○:じゃお風呂入るわ。いつもありがとね!

友香:ううん。妻として当然だもん!

友香は基本的な家事はこなしてくれる。
いつも僕が仕事から帰るタイミングで
お風呂入れるようにしてくれるし。
風呂から出たらすぐにご飯が食べれるようにしてくれる。

○○:いただきます!

友香:召し上がれ!

料理の腕も申し分ない。

○○:う~ん、おいしい!!

友香:大げさだよ笑

○○:本当においしんだもん!
   あ~、こんな奥さんと結婚出来て幸せだな~。

友香:もう!○○ったら!


褒めると顔を真っ赤にする。
その顔がたまらなく可愛い。
ご飯を食べ終えると、
2人でソファに座ってテレビを見ながらゆっくりしていた。

しばらくすると…。

友香:ねぇ~○○?

上目遣いを使って僕を呼んだ。

始まりましたよ?

友香:その~…耳とかかゆくない?

そう、うちの奥さんはとにかく僕を甘やかしたがります。
いつも耳かきやマッサージをしてくれるのです。

○○:う~ん、ちょっとかゆいかな。

友香:じゃあ!はい!

そういって奥さんは自分のひざをポンポンとたたく。

○○:じゃ…。

正直、まだ少し恥ずかしい。

自慢じゃないが僕の奥さんはものすごい美人だ。

そんな人の膝枕など世の男性みんな
お金払ってでもされたいだろう。

友香:じゃ、じっとしててね…。

奥さんが耳かきを始める。

友香:♪~♪♪

僕を甘やかしてるときはとても上機嫌だ。
それはいいのだが、逆に僕が甘やかそうとすると…。

友香:そんな!いつも仕事で疲れてるんだから
   わがまま言えないよ!

と、断られる。

もうちょっと甘えてくれてもいいんだけどな…。

――

○○:ふー。終わった。

今日も仕事が終わり、会社から出ると…。

友香:○○!

○○:あれっ?友香、どうしたの?

奥さんが会社前で待っていた。


友香:今日近くでお友達と遊んで
   さっき解散したんだけど、
   そろそろ○○の仕事終わる頃かな~って
   思ったから待ってた!

○○:そういうことね。

友香:じゃ帰ろ!

そういうと奥さんが腕を組んできた。

○○:友香からくるって珍しいね。

いつもは僕から手をつなぐ。

友香:た、たまにはいいかなって…。

○○:そ、そう…。

顔を赤くしながらの上目遣いは反則だって…。
こっちまでドキドキする…。

腕を組みながら僕たちは夕食の材料を買いに向かった。

スーパーについても腕は組んだままだ。

友香:ねぇ、○○。

○○:うん?

友香:今日の夕飯、久しぶりに○○のカレーが
   食べたいなぁ~

基本的に食事は奥さんが作ってくれる。
だが一度だけ結婚してすぐに僕が作ったことがある。
その時のメニューがカレーだった。

○○:よく覚えてるね。

友香:そりゃ覚えてるよ!
   大好きな旦那さんが作ってくれたものだもん!

そう笑顔で言った。

…ごめん、可愛い過ぎる!!  


○○:わかった!頑張って作るね!

友香:うん!

__

スーパーから帰ると早速料理に取り掛かった。

友香:ね、ねぇ○○?

○○:?

友香:私も一緒に料理していい?

○○:いいよ。いつもやってもらってるんだし…。

友香:ううん。
   一回でいいから一緒にしてみたかったの…。

今日の奥さんはやけに甘えん坊だ。

そんなところも可愛いけど。

○○:わかった。じゃあ野菜切ってくれる?

友香:うん!

2人で作ったので早めに作り終わった。

〇友:いただきます。

2人で作ったカレーはいつもよりおいしく感じた。

それは奥さんも…。

友香:ん~~~!おいしい!!

○○:うん。おいしい!

友香:やっぱり○○のカレーが一番おいしい!

○○:今回は友香も手伝ってくれたけどね。

友香:でも、私は野菜切っただけだから。

そんな話をしながら食べ進めていると。

友香:○○?

○○:ん?

友香:その…。食べさせてほしい…。

○○:えっ?

友香:○○のカレーを○○から食べさせてほしい!

顔を真っ赤にさせながらねだってきた
その顔はすごい愛おしいものだった。

○○:じゃあ…。はい、あーん…。

友香:あーん、ん!おいしい!!!

満面の笑みで喜ぶ姿はまるで子供みたいだ。

__

夕食を食べ終えソファでゆっくりしていると。

友香:…ん。

奥さんが僕の肩に頭をあずけた。

○○:今日はやけに甘えんぼさんだね。

友香:うん…。ほんとはもっと前からこうしたかった…。

○○:そうなの?

友香:でも、○○いつもお仕事頑張ってるでしょ?
   そのお疲れの状態で私が甘えたら
   余計に疲れちゃうかなって思って…。

…なんてやさしい奥さんなんだ。

僕はそんな彼女が愛おしくなり抱きしめた。

友香:ふぇ!?

○○:僕はうれしいよ。
   友香がこんなにも僕のことを思ってて
   くれていたなんて。

友香:○○…。

○○:でもね?僕は友香が甘えてくれるのがうれしいよ?

友香:甘えていいの?

○○:うん!これからいつでも甘えていいからね?

友香:やったっ!じゃ…。早速なんだけど…。

○○:なあに?

友香:膝枕…、して?

○○:うん。いいよ。

友香は僕の膝の上に頭を乗せた。

友香:えへへ~幸せ~。

僕は友香の頭をなでてみた。

友香:ひゃあ!?

○○:ごめん。いやだった?

友香:ううん。その…もっと…シて?


この体制だから当然だけどその視線はずるい…。

僕は友香の頭のなで続けた

友香:んん…。あっ…。

よほど気持ちいいのか普段出さない色っぽい声をだす。

友香:気持ちいい…。んん…。

これ以上続くと僕の理性が…。

__

何とか理性を保ち続けた僕はあと寝るだけになった。

だが…。

友香:ねぇ…。

○○:ん?

友香:ぎゅってして…。

そういいながら友香は僕の体に腕を回してくる。

○○:友香…。

友香:…て…。

○○:?

友香:キス…して…。

○○:うん…。

僕たちは唇を重ねた。

その瞬間、僕の中のスイッチが入った。

友香:んん…。ちょ、激しい…。

○○:ごめん、僕も我慢できない…。いい?

友香:うん…。いっぱい…シよ?

__

その日を境に友香は甘えることも多くなった。

数か月後、僕たちに家族が増えるのはまた別の話…。

Fin…?

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