会長ちゃんと副会長くん
櫻坂高校…
の生徒会室。
??:あっついね〜
〇〇:まぁ、もう夏ですからね。
??:〇〇く〜ん、アイス買って来て〜
〇〇:それより仕事ですよ、小田倉先輩。
麗奈: え〜…
〇〇:生徒会長なんですからしっかりして下さい?
麗奈:大丈夫!優秀な副会長くんがいるから!
〇〇:先輩も充分優秀でしょ?
麗奈:まぁまぁとにかく頼りにしてるよ!
〇〇:ありがとうございます…
麗奈:じゃ、早く仕事終わらせちゃお!
〇〇:はい!
--
麗奈:あ〜やっぱり暑い〜…
〇〇:そうですね…
麗奈:やっぱりアイス買って来て…
〇〇:えぇ…
麗奈:ダメ?🥺
〇〇:うっ…わ、わかりました。
麗奈:さっすが〜!
〇〇:じゃあ…行ってきます。
麗奈:行ってらっしゃ〜い!
気をつけてね〜!
ガチャン
麗奈:…はぁ〜
??:お疲れ様。
麗奈:璃花〜。
私大丈夫だった?
ちゃんと話せてた?
璃花:大丈夫だよ笑
麗奈:はぁ…今日もかっこよかった//
櫻坂高校生徒会会長、小田倉麗奈。
副会長で2年生の大園〇〇に片思い中である。
璃花:ほんと〇〇くんにメロメロだね笑
麗奈:だってぇ…
璃花:まぁ確かに〇〇くん人気だもんね。
顔はかっこいいけど、行動は可愛いとこあるし。
麗奈:もしかして…璃花も?
璃花:ううん、違うよ?
〇〇くんは可愛い後輩ってくらいかな〜。
麗奈:〇〇くんって好きな子とか
いるのかな…。
璃花:う〜んどうだろ。
あんまりそういう話しないしね。
麗奈:でも敵は多いしね…。
璃花:頑張って!応援してる!
麗奈:うん!
--
〇〇:…スタスタ
一方〇〇は、
アイスを買いにコンビニに向かっていた。
〇〇:…スタスタ
〇〇:…キョロキョロ
〇〇は人気のない所に着き、
あたりを確認した。
〇〇:スゥ…惚れてまうやろーー!!!
〇〇:あの綺麗な顔の上目遣いで
「ダメ?」って…
あんなの断れるわけないだろぉぉぉ!!
またこの男も、麗奈に片思い中である。
〇〇:それに「頼りにしてるよ!」って…
完全に僕を〇しに来てるよぉぉぉ!!
??:あんた何してんの?
〇〇:へっ?あ、姉ちゃん…
玲 :こんなとこでブツブツ独り言言って…
〇〇:えっ、あ、いや…
な、なんでもないよ!!
玲 :そう…
玲は〇〇に近づき、肩に手を置いて…
玲 :で、誰に惚れるの?
〇〇:まさか…聞いてた?
玲 :惚れてまうやろーー!!って
叫んでたあたりから。
〇〇:最初からじゃん…
玲 :まぁまぁ、あんたも思春期なんだから
好きな子の1人や2人いても変じゃないって!
〇〇:うん…
玲 :で、誰なの?
〇〇:そ、それは…
玲 :綺麗な顔の子っていってたし…
あんたは生徒会で副会長…
そんなあんたを頼りにする人…
もしかして会長の麗奈ちゃん?
〇〇:!?
玲 :図星?笑
〇〇:うっ…
玲 :ザ・マドンナじゃん笑
敵は多いよ〜?
〇〇:うん…
玲 :まっ、頑張んな。
アドバイスはしてあげるから。
〇〇:ほんと!?
玲 :あんた顔だけはいいのに
彼女いないのも不思議だからね。
それに私の同級生から紹介してってうるさいから笑
〇〇:くっ…でも助かる!!
玲 :てかここで何してんの?
〇〇:あっ!
先輩に頼まれてアイス買いに来たんだった!!
じゃあな!姉ちゃん!!
ビューン🏃🏻♂️
玲 :はぁ…先が思いやられるわ…
To be continued?
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