職場で
最初に働いてた職場で、うつの傾向は出ていた。
社内は、リストラの嵐
次は誰がリストラされるか?
そんな状態で毎日毎日仕事をしていた。
能力に関係なく、社長の好き嫌いでリストラの順番が決まっていた。
今にして思えば、工場内のみんなの顔が暗かった気がする。
完全にポジティブパワーが無い職場。
人のせいにはしたく無いけど、当時の仕事は工場のせいにされてたので、遠慮なく営業側のせいにさせてもらう。
仕事が無くなっても、頑なにルート営業しかして歩かない営業側
大手取引先が、別な大手に吸収されるのに対策を練らずに
「昔からの付き合いだから大丈夫だろ」
なんて指を加え仕事を持って行かれた社長
全てが営業のせいでは無いけど、工場の仕事が無くなったのは、営業の負の功績が大きいと思う。
自分も漏れなくリストラ対象になったのだが…
一度、リストラ勧告を受けたときに、主任に報告したのだが、なんとその主任が自己退社を申し出るという…
一度リストラ勧告を受けたのに、うやむやにしやがって、自分のリストラは無くなった。
実際には、自分がこの時に主任と一緒に自己退社してればと、今でも後悔する。
リストラ勧告しやがったのに、その後場を仕切れ的な雰囲気が自分にかかってくる。
残ってる社員の中には、嘘密告社員もいて、パートのおばさん方も不安の波に襲われてる。
そんな中、どうまとめれば良いのだろう?
自分は、次第に社内では人と話すこともなくなり、仕事だけに没頭する毎日を送っていた。
細かい工場内の話は、また別の機会に話す事にしよう。
まだ諸先輩方が、会社にいた時代、昼休みは自分の車でテレビを見ながら休憩するのが主流だった。
そんな自分も漏れなく、社内で休憩する生活を送ってたのだが、今残った社員は、みな社内で休憩を取っていた。
そんな自分に目をつけた社長が実質のリストラ勧告
「営業をやってくれないか?」
肩叩きである。
もう2度目は知らない。
次の日に、退職届を書いて提出した。
今の時代、退職金を出したく無いから営業に回して自主退社させるやり方が通じるのか知らないけど、当時のあの会社は平気でやってた。
退社して思ったのは、入る会社を間違ったなと、総合的に考えて思ったりしている。