塗る亜鉛防食「浪切ホール」
全体設計監理:日建設計
大、小ホール・基本構想+計画(岸和田市)及びホール内部の設計監理
山﨑泰孝+AZ Institute(担当:伊熊昌二)
大阪府岸和田市にある物件です。
地図からもわかるようにすぐ近くに海がある過酷な環境です。
2019年10月1日から2年6ヶ月間は「南海浪切ホール」となるそうです。
使用箇所:溶融亜鉛めっき製柱、溶接部 補修塗装
使用塗料:エポローバル+フッ素塗装系(日本ペイント(株)上塗)
2002年4月に岸和田市が市制施行80周年に合わせて開館されました。
外観はやぐらのような形をしているなぁ?と思っていたのですが、いろいろ調べていくと、建物のコンセプトについては、岸和田に由緒ある「岸和田城」、「岸和田だんじり祭り」から「和」を前面に出すことをモチーフにされています。
ただ、隣接する建物が南欧風とのことからそちらともバランスの取れたデザインが条件ということで、設計者の方は並々ならぬご苦労をなさったことだろうと感慨深い気持ちになりました。
実は、工事の段階からお邪魔しておりました。というのも、、、
弊社製品エポローバルの使用箇所は・・・
赤いまるで囲った溶接部分の補修でお使いいただきました。
(濃いグレーのところが塗布部分です。)
(現在は上塗りされ、エポローバルの箇所は隠れてしまっています。)
溶融亜鉛めっき鋼材を取り付け時に溶接すると、溶接箇所は亜鉛がなくなるため、亜鉛がなくなった箇所に簡便に亜鉛を補給する”ローバル製品”が数多く採用されています。
今回の事例のように最終的に上塗りをされる際は、
耐溶剤性のあるエポローバルをご使用いただいています。
ということで、今回ご使用いただいた製品は
お近くにお立ちよりの際は、海風を感じながら浪切ホールの「和」のテイストを存分にご堪能ください。
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<記事担当:RSK>
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