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塗る亜鉛建築「ICI CAMP」

設計者:原田真宏/原田麻魚/MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO

2019年11月に竣工された、茨城県取手市にある物件です。
新建築2019年12月号にも掲載されております。

前田建設工業株式会社さまの研修施設とお聞きしていたのですが、HPを拝見すると”日本初の総合イノベーションプラットフォーム”という自社の枠だけでなく世界を視野に入れた「夢を実現するための活動拠点」とのことです。

元々は小学校だった施設をリノベーションされており、多様なセミナールームやミーティングルームも完備され研修施設として200人規模の利用可能な宿泊施設も整っています。

少人数でのワークショップに限らず、個人単位での創作活動も可能とのことから、人数や目的に合わせて最適なお部屋をセレクトできる充実した施設です。

こちらの
・Hakusan terrace【白山テラス】
・Kino engawa【木のえんがわ】
・Yokoito dori & Tateito dori【ヨコイト通り・タテイト通り】
そちらから臨むことができる研修室・食堂・厨房を支える柱の鉄骨梁・柱にローバルをご採用いただきました。

◆Kino engawa【木のえんがわ】

木のえんがわリサイズ

◆Yokoito dori & Tateito dori【ヨコイト通り・タテイト通り】

ヨコイト通り・タテイト通りリサイズ

◆食堂内部から

食堂内部リサイズ

◆Hakusan terrace【白山テラス】側から

夜景サイズ調整

ウッドテラスと屋根を支えるローバルが塗布された柱。
鉄の無骨な本質を持たせながら洗練された空間形成を構築する上ではとても重要な要素として存在しており、木の優しさと、鉄の堅牢さがあい交わって温かみのある表情が見て取れます。

経年による歴史を積み重ねた表情も、ローバルであれば自然素材である亜鉛特有の色変化が起こるため木材と共に味わいのある風合い・表現が可能です。

今回は”寝ても覚めても、夢を追えるように。”といったコンセプトで人材の育成・発信基地として小学校をあたらしくリノベーションした『ICI総合センター:ICI CAMP』をご紹介いたしました。

※記事化した部分は、あくまでもローバルご採用箇所だけです。

<参考HP:ICI OFFICIAL WEB、撮影:新建築社写真部>


今回ご採用いただいたのは、

スクリーンショット 2021-06-02 11.53.54


MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの物件記事はこちらから。


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<記事作成:RSK>

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