山口県でかつて設置されていた一灯点滅式信号機を振り返る(県西部2023年度撤去分)
以前投稿した、「かつて設置されていた一灯点滅式信号機」の続きです。今回は山陽小野田市内と下関市内の計6箇所です。
前回の一灯点滅式信号機の記事はこちらからご覧いただけます。(最初に信号機の説明もあります)
山陽小野田市
【15063】雀田駅入口
山陽小野田市大学通2丁目にかつて設置されていた一灯点滅式信号機です。雀田駅から踏切を渡った先にありました。
日本信号の鉄製丸形の電球式で、錆が発生していました。
光る部分の1面の直径が250ミリ(25センチ)のものとなっており、4方向が個別に分かれています。
【15068】南中川駅前
山陽小野田市中川2丁目にある南中川駅のすぐ近くに設置されていた一灯点滅式信号機です。
京三製作所のサイコロ形と呼ばれる1つで4方向を点滅する形となっていました。電球式です。
以上の2箇所が撤去されたことにより、山陽小野田市内から一灯点滅式信号機が1つも無くなったことになります。
下関市
【25099】小月茶屋3丁目
下関市小月茶屋3丁目にかつて設置されていた一灯点滅式信号機です。小月駅から国道491号を横断してからほど近いところにありました。
日本信号のサイコロ形と呼ばれる1つで4方向を点滅する形のものが設置されていました。電球式です。
【25109】清末鞍馬1丁目
下関市清末鞍馬(きよすえくらま)1丁目にかつて設置されていた一灯点滅式信号機です。国道491号から東部中学校に行く道の途中にありました。
小糸工業の小型のLED式が設置されていました。1面のLEDが200ミリ(20センチ)となっています。
【25169】長浜上第1踏切
下関市長府才川2丁目にかつて設置されていた一灯点滅式信号機です。長府駅から北の路地に進んだところにありました。
信号電材の薄型のLED式が設置されていました。1面のLEDが300ミリ(30センチ)となっています。
【25170】長府中浜町
下関市長府中浜町にかつて設置されていた一灯点滅式信号機です。忌宮(いみのみや)神社から南西に離れたところにありました。
長浜上第1踏切のものと同じく信号電材の薄型のLED式となっていますが、こちらは茶色に塗装されたものとなっていました。
あとがき
今回の一灯点滅式信号機の紹介はここまでです！
2023年度は防府市内や山陽小野田市内、それに下関市内の一灯点滅式信号機が撤去されることを知り、2023年10月から急いで撮影に回っていました。その内山陽小野田市では一灯点滅式信号機が1つも無くなった、そんな1年でした。撤去される前に撮影できてよかったです。
今後は、2024年度(令和6年度)に撤去された一灯点滅式信号機を振り返ります。