AIエンジニアからみたTwitter運用の今後の可能性
こんにちは!
株式TAIANのAIエンジニアのDongです!
弊社はTwitterの運用ツールを開発や、Twitterの運用代行も行なっています。
無事サービスもリリースし、何社かの運用のサポートもしていくなかでAIエンジニア的に「これは自動化の余地があるんじゃないか?」と思った所を共有したいと思います。
もし、あなたがAIに興味があったり、社内に手が空いているAIエンジニアがいたら是非試していただきたいです!
※マーケやPRの方向けですので、コードは特に記載する予定はありません。
※コードに関しては、ご要望ありそうでしたら別記事にて記載します。
目次
1.フォロワーの興味関心を分析
あなたのフォロワーはどんなことに興味を持っているのでしょうか?
どのカテゴリのツイートを投稿すればあなたのフォロワーはエンゲージが上がるのでしょうか?
こういった疑問を解消するためにフォロワーの興味関心を分析することが考えられます。
具体的には、フォロワーのディスクリプションとフォロワーの最近の投稿を取得してそれらを形態素解析して頻出語を分析するといったことが挙げられます。
※ちなみにディスクリプションは下記の赤枠部分です
例えば弊社代表のアカウントのフォロワーを上記のように解析すると
[('営業', 466),
('中', 452),
('好き', 414),
('採用', 389),
('人', 349),
('事業', 343),
('HTTPS', 329),
('人事', 328),
('こと', 288),
('会社', 278),
('株式会社', 268),
('発信', 266),
('マーケティング', 249),
('仕事', 246),
('支援', 237),
('マーケ', 212),
('転職', 208),
('企業', 205),
('フォロー', 200),
('エンジニア', 187)]
となりました。
弊社代表のフォロワーは、営業、人事、エンジニアの属性が多そうです。
その他にもフォロワーがいいね、リツイートしたツイートを解析するといったことも考えられます。
2.投稿内容や投稿タイミングのレコメンド
あなたのアカウントはどんなことを呟いているのでしょうか?
キャラクター系?お役立ち系?商品の宣伝?
主に呟く内容は決まっていても、それだけだとフォロワーに飽きられるのでトレンドや「今日は何の日?」などたまには違うジャンルのことも呟きますよね?
AIを使えばどのジャンルの投稿をどれくらいの配分で、ツイートすれば良いのか?また、それらの投稿は平日、休日のどの時間帯で呟けば良いのかが分析可能です。
例えば弊社代表のアカウントで反応の良かったツイートの時間帯は下記になります。
これを見ると火水木の夜の時間が特に反応が良いことが分かります。
3.いいねやリツイートすべき投稿の自動抽出
Twitter運用をするにあたって欠かせないもの。
それはフォロワーとのコミュニケーションだと思います。
誰も話しかけない人には話しかけたくないですよね。
それと逆で、よく話しかけてくれる人にはこちらからも話しかけやすいですよね。
フォロワーと適切なコミュニケーションを取ることによって、他のフォロワーも会話に参加しやすくなります。結果、ファンが親しみやすいアカウントになります。
自社の商品を面白い使い方してくれたり、ファンレターや、拡散力のアカウントからのコメントなどにいいねや引用リツイートしたいですよね。
しかし、如何せん数多くのツイートの中からそういったツイートを探し出すのは難しいです。
AIの自然言語処理の分野では文章の類似性や、カテゴライズの精度が近年上がってきています。
AIを使えば、過去にいいねや引用リツイートしたツイートのアカウントの特徴、いいね・リツイートの伸び、投稿した文章の特徴を学習してレコメンドをすることが可能です。
※下記の「ツイートと返信」タブや「いいね」タブのツイートからコミュニケーションを取るべきツイートの特徴を割り出すイメージ
まとめ
・AIでTwitter運用も更なる自動化や最適化の余地がありそう
・多分ゴリゴリの機械学習じゃなくても出来る余地はありそう
という感じでした!
以上「AIエンジニアからみたTwitter運用の今後の可能性」でした。
ご視聴ありがとうございました。
最後にですが、弊社は分析エンジニア付きのTwitter運用代行サービスを提供しております。 ←
「Twitter 運用を始めたい!」「ウチのアカウントを分析してほしい!」
とお困りの方、ぜひご相談を頂ければと。
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