今週の藤原直哉先生「 カネをまくことが政治ではない」
藤原直哉先生の日本と世界にひとこと。カネシリーズが続いているようです。今週の藤原直哉先生のお話で印象に残ったところ。
トランプ氏はカネを配るという話をしたことがない。皆さん日本の選挙でカネを配る話をしないで当選する与党の議員はいますか?
与党の政治家の一番大事な仕事はカネを蒔くことである。カネをいくら誰に蒔くかが重要。
アメリカでも今では共和党も民主党もカネの話ばかり。カネの話は一番わかりやすいから、自分にカネがくると思うと皆さん興味持つし、自分に来ていたカネがなくなると思ったら反発するとわかりやすい。
今、マガドニアに行くトランプトレインは、そこに行けばカネがあるという話を全然していない、むしろカネなんかないんじゃないかと思われる。金融を全部ぶっつぶして、中国との縁を切ると、カネはまず入ってこない。カネは入ってこない、でも政治を一生懸命やろうねっていうことは、近年なかった。一番アメリカで人気の高い与党の政治家がカネの話はさておいて、理念の話からいこうというのはすごいこと。
これから日本もそうだが、カネをばらまくということでは政治にならない時代が来る。清和会政権(安倍、小泉など)は最初から最後までアメリカと一緒にカネまみれの政権、理念は包装紙でカネをくるんでいただけ。カネがなかったら誰も集まってことなかったんじゃないか。そう考えるとカネが飛ぶと言うことは日本も政治が変わる大チャンス。カネもらえなくなると思ったら誰も来ない。カネが切れるとカネを目的に政治をやっていた人が一切表に出てこなくなる。日本での政治が代わる大きな転機となる。
トランプの主張、財政の健全化をすると言うところにマガドニアの人の理念が集まっている。いい加減カネをばらまくのを止めよ、というところが支持の集まる中心、自分にもカネが入ってこなくて良いと言っている。理念運動、理念による政治、カネをなくてもよい、理念を立て直すことが大事という立派なこと。民主党のロバート・ケネディJr,も同じ。
アメリカは金融をつぶすのだからカネはばらまけない、だから最初からカネをばらまく話はしない、とても正直なやり方でストレート、それに国民が支持を寄せているのだからこれは本物だなと。
Twitter上の動画がなぜかリンクが貼れないため、ニコ動を貼り付けます。内容は同じです。