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Smart Keyboard Folioについて語る

Toru

一番無難で古参な気がするけれど、一周回ってこれが一番無難

Smart Keyboard Folioを語る上で、この言葉がしっくり来ると思っています。このキーボードカバーは、現在の形になった2018年からずっと販売を継続しているロングセラー製品です。

正直、ボクは最初このキーボードカバーが苦手でした。通常のキーボードとは異なる慣れない打鍵感や、トラックパッドのようなポインティングデバイスもない。そして側面は無保護という微妙な保護力。

Smart Keyboard FolioはタブレットとしてもPCライクにしても、正直中途半端なのです。

ですがこのキーボードカバーは中途半端であるが故に、ある意味特化しているとも言えます。Magic keyboardではなくこのキーボードカバーでしかできないことが多々あるからです、。

今回はSmart Keyboard Folioの使い方について紹介していきます。

Smart Keyboard Folioの利点

Smart Keyboard Folioは好んで外出時に使用しています。家ではMacBookがあるからというのもありますが、単にSmart Keyboard Folioが外出時においては最適解であると考えているからです。

軽量

まずもって、Smart Keyboard Folioは軽い ということ。ボクはiPad本体の保護のためMag EZ Case2を付けていますが、iPad本体と合わせても800g程度しかありません。MacBookが1.3kg程度あることを考えると、500g弱の重量差になります。

この差はペットボトル1本分に相当するので、ライトな作業ならばMacではなくiPadを持ち出す価値は十分にあります。

特に出勤時。カバンの中には社給PCがあるのでMacBookは持ちたくない。けれども今日はスキマ時間に文字打ちはしたい。そんな時にこの組み合わせはピッタリなんですよね。

主な作業はアイデアをnotionやnoteへの落とし込みやnoteの記事書き。細かい校正や写真やイラストの入れ込みは家に帰ってからMacBookで進めるとして、とりあえずばばっと書いてしまいたい。そういうときにSmart Keyboard Folioは重宝します。

耐水性

Smart Keyboard Folioはキーボード全体がナイロン素材で覆われているのが特徴です。

ナイロンによる恩恵はなんといっても耐水性。スタバでドヤ顔決めているときにコーヒーをこぼしてしまっても、大丈夫。そう、Smart Keyboard Folioならね。　ってことです。

ガジェットにとって防御力が高いって重要だとボクは思っています。手に持って使うデバイスじゃなければいらないと思うのもわかりますが、不注意でやらかしてしまうこともあります。

ボクは以前使っていたiPad Air4をMagic Keyboardから着脱する際、マグネットで止まっていると思い込んで手を離してしまい、そのまま床に落下させてしまったことがあります。もちろんiPadも心も傷つきましたね。

その反省から現在愛用しているiPad ProにはPITAKAのMag EZ Case2というケースを付けています。このケースをつけてからも不注意で二度床に落下させてしまいましたが、幸いにも本体にダメージはありません。

この経験から、ケースの類に関しては防御力は高ければそれに越したことはない　と思っています。（あくまで許容できる重さであることが条件ですが。）

手書きとの相性

Smart Keyboard Folioの良い点として、Apple Pencilとの相性が良いことがあります。キーボードケースでありながら逆パカすることができるので、ケースを外さずにいわゆるタブレットスタイルにすることができます。


ここからさらに手書きをしやすくする方法があります。それがiPad面とキーボード面を逆転させるスタイルです。

こうすることでiPadを適度な角度を付けてスタンドさせることができることができます。しかもこれ、ハリボテではなく全くぐらつかない。iPadとカバーの接地部分はマグネットで止まっているため、iPadをしっかりホールドしてくれます。

スキマ時間にはこのキーボードだけ

以上がSmart Keyboard Folioを愛用している理由になります。

このキーボードカバーに感じるのは、守備範囲の広いいぶし銀なキーボードカバーである　ということ。最軽量でキーボードを叩け、尚且つタブレットとしての本来の機能をスポイルすることもない。まさに良いところ取りという感じ。

それでいてスマートコネクター接続なので、Bluetoothのように接続が不安定になることもない。片や、iPadを取り外せば即座に一枚板に戻すこともできる。

こんなカバーは、他にはありませんね。