お金がなくて仕事を辞められない人へ
質問者Aさん(27歳 男性 サラリーマン)の相談。
質問者Aさん「私は現在27歳の独身男性です。新卒からエンジニアの世界に入りましたが、仕事も向いていないし、お金もないし、仕事をいったん辞めたいし、これから先、どう生活していったら良いのでしょうか。」
老荘道玄「沢山の問題が絡まっていますね。とりあえず、全部の悩みを吐き出してください。それから、問題をいくつかに分けて整理してみましょう。」
質問者Aさん「えっと、まず、自分に合わない仕事をやめて、新しいことや考える時間が欲しいんですけど、お金がなくて会社を辞めることができないんです。辞めた後も払わないといけないお金や生活があると考えると怖くて怖くて。」
老荘道玄「わかりました。問題を整理すると、休息時間・考える時間が欲しいけどお金がなくて仕事を辞められない。ということですね。」
質問者Aさん「はい。その通りです。貯金してこなかった自分も悪いんですけど・・」
老荘道玄「過去を嘆いても今は無意味です。大切なのは、これからどうするかという点です。そして、今のあなたには休息と自分自身を見つめる時間が必要だということもわかっています。」
質問者Aさん「でも、お金が怖くて・・。失業保険が入るのも3ヶ月先で・・・」
老荘道玄「ふむ。ふむ。そういう時は、1ヶ月後に辞めるという決意はいかがでしょうか。そして、考えられる選択肢を全て紙に書き出し、実践できそうなところから実践していく。そして、この1ヶ月で手を抜くところは手を抜く。今日のことは今日考え、明日のことは明日考える。そして、好きなことに没頭した方が良い。」
質問者Aさん「それでは、1ヶ月後辞めると決めました。そして、考えられる方法を列挙してみます。」
・実家に帰る
・友達の家に転がり込む
・お金を借りる
・ネットカフェで過ごす
質問者Aさん「なんか、そう対策をあらかじめ考えていると、楽になってきました。とりあえず、今を生き抜き、明日のことは明日考える。そうすれば、気が楽になってきました。」
老荘道玄「もう悩んで悩んでしょうがないときは、目の前のことを楽しむことを大事にしなさい。未来のことはわからないし、考えてもしょうがない。問題が起きてから考えれば良い。」
質問者Aさん「ありがとうございます!元気が出てきました。」
まとめ
過去を嘆いてもしょうがない。現在と未来を見る。
悩みを書き出し、整理し、対策を考える。
そのあとは、一旦忘れ、今日のことは今日考え、明日のことは明日考える。
問題について悩むより、問題が起きてから対処すれば良い。
出典:老荘道玄の公式サイトより