社会に適合しなくても良い。

質問者Bさん(28歳 女性 OL)の相談。

私はどうして生きていくのが辛いのかしら

老荘道玄「ほう。辛いと感じたのかのぅ。世の中には以下の4種類の人間がいるのじゃ。お前さんはどれに当てはまるのか?」

1.社会に完全に適合できた者
2.社会に迎合して適合できた者
3.社会に迎合しようとして、迎合できなかった者
4.社会に適合しようとしなかった者。

質問者Aさん「私は3番かな。社会に迎合しようとしたけど、適合できなかった。会社で一生懸命働くもいつも怒られてばかりで、周りの同期には抜かれていくし・・・・」

老荘道玄「相当悩んでいるようじゃな。良いことを教えよう。多くの人は2番でストレスを抱えながら生きておる。1番や2番の人間は、ワシの所には来ないんじゃ。反対に4番の人間もワシの所に来ないんじゃ。」

質問者Aさん「じゃあ、誰が一番、老荘道玄先生の所に相談に来るの?」

老荘道玄「3番の人間なのじゃ。要するに、社会の外れ者ってことじゃよ。」

質問者Aさん「・・・・」
老荘道玄「まぁ、落ち込むことはない。ここで一つ、もう一つお前さんに質問じゃ。本当に今の職場はお前さんの適性や情熱を傾けられる所であるか?ということじゃ。」

質問者Aさん「う〜む。考えたことないな。お給料が良いし、そこそこ有名な企業だから入ったっていうのが本音かな。」

老荘道玄「ふむ。人間には生まれつきの適性・才能というものがあるのじゃ。その適性に沿って生きていないから、辛くなる。そしてストレスがたまる。そして病んでいくのじゃ。」

質問者Aさん「え、、でも私には才能も適性もないし・・・」

老荘道玄「まぁまぁ、それは単に才能や適性の見つけ方を知らんだけじゃよ。才能の見つけ方さえわかれば解消するのじゃ。」
質問者Aさん「自分のなりたい物と適性が違うから辛いのね・・・」

老荘道玄「桜は桜にしかなれない。桜に梅の木になれというのは無理じゃろ。亀にウサギになれとは言えないじゃろ。大事なのは与えられた才能を大きく伸ばすことなんじゃ。」

質問者Aさん「ふむ。スケールがデカすぎてわからない・・」

老荘道玄「もう少しわかりやすく言えば、お前さんが一番輝ける職業を選ぶべきだということなんじゃ。ワシの寺子屋では、適性を見つける合宿ワークもやっておるが、ワークに参加しなくても発見できるんじゃ。大事なのは、2つ。」

質問者Aさん「その2つなんですか?」

老荘道玄「1.いろいろなことに冒険してみること 2.その後の気持ち・フィーリングをメモすること」

質問者Aさん「????よくわからないんですけど。」

老荘道玄「まぁ、慌てるな。適性が見つからないと嘆く人の多くは、始めることを遅らせていることが多い。とりあえず面白そうなことを100個チャレンジしてみて、終わった後にその感覚で一番しっくり来るもの、楽しいと感じることを確認していく作業なのじゃ。」

質問者Aさん「100個!????多すぎ・・」

老荘道玄「100個じゃ見つからないかもしれない。とにかくひたすらいろんなことにチャレンジしてみるのじゃ。人生100年時代。やってみるのじゃ。」

質問者Aさん「でも、それ役に立つの?仕事なるの?」

老荘道玄「役に立つかどうかはその時は考えないのじゃ。もし本当に好きなものや適性に合うものが見つかったら、それをどう商売にしていくかを考えるステップじゃ。」

老荘道玄「ワシも若い頃は、バリバリの営業マンやエンジニアを経験してきた。確かにある程度は上手くいったし、お金も稼げた。でもあるとき、心を病んでしまったのじゃ。自分の適性や情熱を傾けられるものは何か?を考えているときに箱根山という場所で悟りを得たのじゃ。」

質問者Aさん「なんか・・・怪しい」

老荘道玄「余計なお世話じゃ!笑 それからというもの、この悟りに沿って生きることで人生を幸せに生きていくことができ、しかもお金もついてくるという結果になったのじゃ。」

質問者Aさん「その悟りってなんじゃ。」

老荘道玄「それは、老子がいう道(タオ)に従って生きることじゃ。このタオについては別の機会に話そう。今日は、適性の話だったな。」

質問者Aさん「そうそう、老荘道玄先生の悟りの話よりも、私の話!!!」

老荘道玄「まったく、最近の若いもんは・・・笑 まぁ良い。最初に戻るが、世界には4種類の人間がいると言ったよね。」

質問者Aさん「あ、私3番」

老荘道玄「そうそう。そういう人間は、一旦4番に流れてみなさい。老子の教えに、陰極まれば陽となるという言葉がある。一旦陰まで、落ち込むのじゃ。そうすると、そこから、新しい道が見えてくる。道と一体になれば、本当にやるべきことが見えてくるのじゃ。」

質問者Aさん「具体的にはどうするの?」
老荘道玄「簡単なことじゃ。ある程度の稼ぎを貯めたら、一旦仕事を辞めてニートになって、自然を探検したり、旅行したりするんじゃ。その時は一人でいくのじゃよ。」

質問者Aさん「友達とはダメですか?」

老荘道玄「ダメじゃ。旅の中で、本当に私のやりたいことは何か?そして、何が楽しいかを繰り返し考えるのじゃ。ノートを持っていくことを忘れるんじゃないぞ。」

質問者Aさん「お、やってみたくなってきた!明日から仕事サボって、京都・奈良行ってくる」

老荘道玄「良い心がけじゃ。仕事をサボることも良いことじゃぞ。仕事よりも自分の心や人生の方が大切なのじゃ。」

質問者Aさん「老荘道玄先生、ありがとうございます!ワクワクしてきました。」

老荘道玄「また何かあったら、いつでも来なさい。」

質問者Aさん「はい!」

出典:老荘道玄の公式サイト


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