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【SDGs】自動車ランプの金型製作から生み出された高い技術力を持っている「株式会社名古屋精密金型」さん(愛知県知多郡東浦町)。高い技術力と独自のプラスチックから生み出されるSDGsタンブラーのワークショップに行ってきました。

ごきげんよう皆様、ろうもです。
私ごとですが、出生地は静岡で、現在は愛知県に住んでいます。愛知県と言ったら個人的には車の生産のイメージが強く、愛知のあちこちにはさまざまな工場があります。そんなモノづくりの高い技術を持っている愛知県ですが、自分が住んでいる大府市から近くの愛知県知多郡東浦町にある「株式会社名古屋精密金型」さんのオリジナルデザインのタンブラーが作れて、工場の見学もできる素敵なワークショップがあったので参加してきましたので、簡単に体験レポをいたします。

モノづくりの大量生産には欠かせない金型。生活の中でふと使用しているもので金型から作られているものに触れる機会は実はとても多いです。金型にはさまざまな技術や素材による違いもありますが、今回の「株式会社名古屋精密金型」さんの高い技術は、車のヘッドランプやリアコンビネーションランプの金型を作成していることから、デザイン性という「意匠(いしょう)」の表現と、ランプの機能を満足させるための機能性「微細加工」を両方兼ね備えているところにあります。前者はデザイナーの感覚に近い部分に寄り添う芸術的な技術、後者は安全の為に細かい造形技術が問われます。金型とは何か?というのをここで文章にすると、きっと終わりがないのでその辺もぜひ気になる方は「株式会社名古屋精密金型」のワークショップに触れてみてください。

こちらが「株式会社名古屋精密金型」さんの正面玄関。
この緑の鮮やかな色がとても印象的でした。
周りはとても自然豊かな中にあって、とても癒されました。

ワークショップに参加するには事前予約が必要です。予約ページは先ほどの企業さんのトップページにリンク先がありますのでそちらから申し込みをお願いいたします。

こちらが「株式会社名古屋精密金型」さんの更なる特徴の1つで、
「ぶどう」「お米」「コーヒー」などの本来なら廃棄される物質を樹脂に練り込むことで、
プラスチックの使用の削減に取り組んでいる企業様になります。

この樹脂に物質を練り込むというのは、とても高い樹脂の知識が必要で、それはワークショップに参加して説明を受けてとても感動しました。今のプラスチックはこういう事になっているのかと思ってお話を聞かせていただいていました。

そしてこちらがワークショップのメインの1つ
「SDGsタンブラーへのロゴ入れ」(おひとり様1つ作成可能)
こちらは写真や自分で描いたデザインなどをレーザープリンターで印字してくれます。
今回は自店のコーヒー屋のロゴをタンブラーに印字していただきました。
その場で提出したデザインでレーザープリントされていく過程も、
最近の技術の進化を感じました。
まさかこんなに小型化しているとは、すごいです。
そしてこの「SDGsタンブラー」の材質ですが、
「PP(ポリプロピレンと言うプラスチックの1種)」と
「お米」が全体の含有量の20%入っています。
「お米」というところが日本独自のアクションでとてもワクワクしました。

そしてタンブラーを作成後は工場の中、現場を見させていただきました。自分物ができる過程が好きで、色々な工場見学が好きなのですが、金型を作成している見学は初めてでした。ここはぜひ実際にワークショップに参加して、ぜひ金型のモノづくりの世界を満喫してみてください。従業員の方達もとても優しく温かい現場でとても良いワークショップが過ごせました。さまざまなモノづくりのお話ができてとても楽しかったです!!ありがとうございました!!

こちらは帰りにいただいたパンフレット。
さまざまな樹脂への取り組みが書かれています。
車のヘッドランプ、今度良かったら近くで見てみてください。
細かい造形に、表面の意匠と呼ばれる曲線の表現が短に体感できます。
そしてこれからのプラスチックの話もとてもワクワクする物でした。
この飲み口のこだわりが実はすごいんです。
そしてランプで培われた技術も活かせれている素晴らしいタンブラーです。
自店のロゴが入ったタンブラー。
とても良い感じです。
このアイボリーの色も最高に良い感じです。
ふと気づいたのですが「MADE IN JAPAN」の樹脂製品って、
なんか久しぶりに見た気がします。
このSDGsタンブラーまだまだ新たな技術が詰め込まれていくと思うので、
今後のアクションもとても楽しみです。
自分の持っている写真や自分のデザインからオリジナルのタンブラーも作れて、
金型と樹脂のワークショップも見れる体験、とても素敵な時間でした。

今後はこのマイタンブラーでおうち時間のコーヒーを楽しもうと思います。気になったからはぜひ、ワークショップを体験して、現在行われているSDGsのアクションを体験してみてください。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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