【考察用 エルデンリング史書】戦学びのボロ家での死闘
ローデリカと出会った『嵐丘のボロ家』より東の森の中へ進むと、『戦学びのボロ家』へと行き着き、そこには『騎士ベルナール』が立っている。
「戦学び」とあるように、ルーンとの交換によりベルナールは様々な戦技を教えてくれるため、一度は訪れると良いだろう。
【販売品】
戦灰『踏み込み(斬り上げ)』(1500)
戦灰『キック』(800)
戦灰『我慢』(600)
戦灰『ウォークライ』(800)
戦灰『回転斬り』(1200)
戦灰『貫通突き』(1000)
戦灰『クイックステップ』(800)
戦灰『嵐の刃』(1800)
戦灰『パリィ』(600)
戦灰『戦技なし』(600)
狭間の地では珍しく品性のある口調で武人気質の彼だが、後に『火山館』で出会う頃に『背律者ベルナール』と名前が変わり、多くの褪せ人を狩る者へと豹変する。
「背律者」とは黄金律に仇為す者たちを指しており、ベルナールもその一員として『二本指』に反旗を翻したのだと考えられる。
また、攻撃を加えて敵対すれば当然こちらに襲い掛かって来るため、倒すと装備品を幾つか手に入れることが出来る。
伝え聞きにもあるように、ベルナールはエルデの王を目指した一人であり、『冒涜の君主ライカード』とも関りのあることが窺える。
狭間の地において忌み嫌われる「蛇」の象徴となるライカードは、黄金律に背反する首謀者であるため、背律者の名を冠するベルナールが後に火山館に現れるのは自然の流れと言えるかもしれない。
ベルナールが黄金律を憎む理由は、『獣集いの胴鎧』の伝え聞きにある「彼の巫女が、火に身を投げるまでは」が原因であった可能性がある。
祝福の導きにより旅を続けると、その先に「指巫女の身体を燃やす」必要があり、ベルナールに従事した巫女も火に身を投じたと思われる。
……定かではないが、ベルナールはその巫女を愛していたのではないだろうか?
円卓の地下にある部屋では焼け焦げた死体が安置されており、おそらくこの遺体はベルナールの巫女であった可能性がある。
いずれにせよ、ベルナールが辿った運命は褪せ人たちすべての運命であり、狭間の地を統べるエルデの王となるか、巫女の犠牲を避け狂い火で自らを燃やすかは本人の意思に任せる話なのだ。
しかしながら、狂い火の末路は『火の時代』の始まりであり、大いなる闇の物語が生まれると噂されているため、その覚悟があるのなら『三本指』より受領すると良いだろう。
――また、戦学びのボロ家では夜に『鈴玉狩り』が現れる。
鈴玉狩り(鉄茨のエレメール)についての詳しい話は後に述べるが、序盤の相手としては凶悪な手練れなので、何人かの褪せ人は心が折られた経験があるやもしれない。
彼の落とす恵みの品は『骨売りの鈴玉』であり、おそらくこのボロ家で商いをしていた者を殺害して手に入れた可能性があるが、この鈴玉を円卓の双子の老婆に渡せば以下の商品を販売してくれる。
細い獣骨(1個150ルーン)
太い獣骨(1個250ルーン)
行動によっては難所となるボロ家ではあるが、腕に自信のある者はベルナールや鈴玉狩りに挑むのも面白いだろう。
<参考資料>
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