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【考察用 エルデンリング史書】エレの教会にて

祝福の呼び名『導きのはじまり』より北へ向かうと、そこには廃墟と化した『エレの教会』がある。

教会の奥には焚き火をしている『放浪商人カーレ』が座っており、彼から様々な装備品を購入することができる。

…あんた、褪せ人か?
それに…
どうやら、俺を襲う気はなさそうだ
あんた、だったら何か買っていかないか?
俺はカーレ。こう見えて商いをしているんだ

『放浪商人カーレ』との会話

「放浪の商人」という生業だからか、初対面の人間に対しては少し警戒している様子が伺える。

だが狭間の地に住む者にしては珍しく、カーレは褪せ人に友好的なようだ。

教会の奥で座る『放浪商人カーレ』

【販売品】
スローイングダガー(40)
遠眼鏡(500)
鉤呼びの指薬(1000)
ヒビ壺(300)
ツール鞄(300)
放浪戦士の製法書【1】(500)
放浪戦士の製法書【2】(500)
宣教師の製法書【1】(1000)
松明(200)
ラージレザーシールド(600)
矢(20)
ボルト(40)
チェインヘルム(1000)
チェインメイル(1500)
ガントレット(1000)
チェインレギンス(1000)
文書「霊薬の聖杯瓶について」(200)

霧の森の北、第三マリカ教会にはまだ、霊薬の聖杯瓶が残っている

文書「霊薬の聖杯瓶について」の内容

文書「宿場跡について」(200)

街道沿いにあるリムグレイブの宿場跡には、何者かが潜んでいる

文書「宿場跡について」の内容

カーレと会話すると『ツール鞄』の購入をお勧めされる。

この道具は自分の手で装備品を作り出すことができ、製法書を購入することでその種類が増えていく。

また教会には鍛冶台も置かれており、鍛石などがあれば剣や鎧を強化できるので、エレの教会は序盤の拠点として最適な場所だと言える。

注意しておくと、カーレを含めた放浪商人たちを攻撃すれば当然反撃されるため、迂闊に手を出してはいけない。

俺は、放浪の民の出でな
旅をしながら、商いをしているのさ
エルデンリングが砕けてから、この地の連中は、殆どおかしくなっちまったが
あんたみたいな褪せ人のお陰で、何とか干上がらずに済んでるってわけだ
まあ、今後ともよい商いを頼むぜ、あんた

この地には、俺の他にも、一族の生き残りがいるはずだ
もし出会い、気が向いたら、よい商いをしてやってくれ
…俺たち放浪の民は、昔から黄金の祝福とは無縁でな
そのせいで定住も許されず、貧しい旅を強いられていたわけだが
だからこそ、エルデンリングが砕けた今も、何とかまともでいられるのかもな
そういう意味では、似ているのかもしれないな
あんたたち褪せ人と、俺たちは

『放浪商人カーレ』との会話

カーレとの会話により、祝福の影響を強く受けたものは正気を保てなかったらしく、見境なく褪せ人を襲うのはこれが原因だと考えられる。

黄金律に従順な者たちは「そんなことはない」と反論もしたくなるだろうが、淡々と日常生活を送る者は俯瞰してこの世界を見ているため、カーレの話はより真実に近いだろう。

また、エレの教会では『霊馬トレント』を手に入れた後、ある女性と夜に出会うことになる。

…褪せ人よ、こちらだ
少し、話をさせてもらえないか

はじめまして、褪せ人よ
私は魔女、レナ
霊馬を駆る、褪せ人がいるときいてな
少し探していたのだが…
どうやら、お前のことらしい
お前は、喚んでいるのだろう?
トレントという名の霊馬を

「霊馬を喚んでいる」と答える

…ああ、よい答えだ
お前に、預かりものがあってな
トレントの古い主が、私に託したものだ

『霊喚びの鈴』、『はぐれ狼の遺灰』を手渡される

それは、霊喚びの鈴でな
黄金樹に還ることのなかった遺灰から、霊を喚ぶことができる
そして霊たちは、一時お前を主とし、かつての戦いを思い出すのだ
…まあ、お前の好きに使うがよい

『魔女レナ』との会話

『魔女レナ』と名乗るその女性は、青い肌に四本の腕がある異形の姿で現れ、右目は閉じているのかその奥に霊体のようなものが重なっており、魔女と呼ぶに相応しく不可思議な風貌だと言える。

夜に現れる『魔女レナ』

会話の内容からトレントには『古い主』がいたことを教えられ、その古い主からレナを通して『霊喚びの鈴』という貴重品を手渡されるため、彼女の役割はメリナに近いものが感じ取れる。

古い主がメリナではないかという意見もあるだろうが、おそらく褪せ人の巫女となった時点で霊体として常に寄り添っているため、魔女であればその姿が見えているはずである。

この『古い主、魔女レナ、メリナ』の三人は、狭間の地において重要な関りを持つため、覚えておくと良いだろう。

公式のコンセプトアートより

「喚んでいない」と答える

邪魔をしたな、褪せ人よ
もう会うこともないだろうが、狭間の地をよく知るがよい
…私は、楽しみにしているのだよ
お前たち褪せ人が、いつまで、二本指に従順であるのかとな

『魔女レナ』との会話

もし「霊馬を喚んでいない」と答えた場合、レナから試されているかのような言葉が返って来る。

……特に気になるのは「いつまで、二本指に従順であるのかとな」である。

もう会うこともないとは言われたが、含みを持たせた言葉が返って来るのは再び会う証拠であり、いずれ魔女レナという名前が偽名であることにも気が付くだろう。

<参考資料>


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