【考察用 エルデンリング史書】亜人のボックと不愉快な仲間たち
リムグレイブの祝福『アギール湖北』から東にある林へ向かうと、遠くからこちらに話し掛ける声が聞こえる。
声が聞こえた場所に近寄ってみると、そこには背の低い茶色の木に擬態した『亜人のボック』がいるため、軽く拳で殴れば変身が解ける。
『海岸の洞窟』はリムグレイブ西の海岸沿いにあり、早速トレントに乗ってその場所へ向かうと、そこには先ほど会話したボックが負傷した様子で倒れている。
どうやらボックは、海岸の洞窟の主『亜人の親分』に暴力を振るわれたらしい。
この洞窟が異様に暗いのは夜の闇を再現し、戦闘力を高めているのかもしれない。
正義感など狭間の地において糞の役にも立たないが、海岸の洞窟を調べる序に仇を取ってやるのも、エルデの王となる褪せ人の役割ではある。
余談だが、亜人の親分と戦う前に『古騎士、イシュトバーン』を何故か呼び出すことができる。
イシュトバーンとは後に火山館からの依頼によりリムグレイブの闘技場前で戦うこととなり、ここで協力者として現れるのは謎ではあるのだが、亜人の親分との戦いでは取り巻きの亜人たちが複数人で襲い掛かって来るため、心強い味方であることは間違いないだろう。
新参の褪せ人を助ける意味での参戦なのかは分からないが、亜人の親分を倒してしまえば、彼の存在は火山館を訪れるまで記憶の片隅にも残らないかもしれない。
そして亜人の親分が持っていた『縫い針』をボックに渡すと。
……どうやら感謝されたらしい。
彼とは後に『湖のリエーニエ』で出会うことになるが、その時はこの褪せ人が畏敬の対象となっており、『お針子ボック』と名前を変え衣装の調整までしてくれるようになる。
<参考資料>