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「文章のつなぎ」がうまくなる方法
だいぶ前ですが「文章のつなぎはどうやったらうまくなりますか?」という質問メールをもらったことがあって。
以下はその質問に対する返信の一部抜粋です。
(求人広告会社に勤めていた頃のメールなので、求人系の原稿を書く際のアドバイスになっています)
自分が書いた内容なのだから当然ですが、このポイントは今でもよく意識します。この2つにちょっと気をつけるだけで、全然変わってくると思う。
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文章のつなぎをキレイにするためのアドバイスとしては、「文末ありきで考える」というのがあります。
まずわかっている必要があるのは、日本語は同じ文末の連続を嫌うということ。
「~です、~です、~です」と同じ文末が何度も続くと、文章が無機質になるし、違和感がある。だからできれば、「~です」の次は「~でしょう」とか「~ました」とか、文末を変えていきたいわけです。
だから、一文書いて、次の文章を考えるとき、「どうすれば次の文章を、“ました”で終わらせられるか」と、文末ありきで書いていく。
例えばこのメール、文末だけ抜き出してみると、たぶん、同じ文末の連続は(あんまり)ない(はず)。
もう一点、「文章の流れ」という意味で言うならば、「A→AB→B」というように、いきなりA→Bに行くんじゃなく、AにもBにも関係あるABという話題を差し込むとスムーズになったりします。
例えば、「A=未経験でもOKなこと」「B=仲間が明るくてイケてる」みたいな話であれば、
A:今回の募集は未経験の方も大歓迎!
↓
B:明るくて丁寧なメンバーが揃った職場なので、すぐ馴染めると思いますよ。
だと、何となく唐突な感じがするけど、
A:今回の募集は未経験の方も大歓迎!
↓
AB:というのも、新人研修を担当する先輩は本当に面倒見がいいんです。
↓
B:明るくて丁寧なメンバーが揃った職場なので、すぐ馴染めると思いますよ。
だとスムーズな感じがしますよね。
この辺はテクニックといえばテクニックだと思います。
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ということで、「スムーズな流れの文章が書けない!」とお悩みの方は参考にしてみてください。