週刊 Rough Collie Vol.55
近況
特になく暇である。ただ2曲ほど曲が出来そうである。あと親知らずが生えてきてめっちゃ痛い。マジでふざけんな。口を開ける度に痛い思いをする。
渚古人の備忘録 12/14
※渚古人の加筆を待っています。(いつぶり!?)
今日の皮肉
脳死したユーモアを歌う脳死コミックバンドを見ると
煽りとか関係なく哀れに思ってしまう
本当にこんなことがしたくてバンドを始めたのだろうか。思えばボーカルの女の目は笑っていたかった。酷使され過ぎたテーマを、あたかも今思い付いたかの如く歌詞を書き、アップテンポでメロコアチックに同じ事を歌い続ける神経がもう心配でならない。
何が彼女たちをこうしてしまったのか、私には分かる。そうだ、脳死した若者たちの支持が得られないからだ。真面目に心理系とかそういう事歌っても、最近の脳死した若者たちは失恋系しか聴かないからだ。またはアホみたいな脳死ソングだ。
救いようがない。
サカモト's今週の音楽
ZAZEN BOYS - らんど
もうアルバムごと挙げてしまおう。今年1番良かったのでは無いかと言うほど、最高なアルバムである。今年の1月にリリースされ、その直近の週刊ラフコリーではこのアルバムの収録曲について色々綴っている。
そして今年通してこのアルバムを聴いてきた上での感想を改めて、今ここに書こうと思う。
まず前作から12年の時を経てリリースされたが、前作との違いを書く。率直に人力というか、肉体的な演奏が今作では大半を占めている。前作「すとーりーず」やそれ以前のアルバムは打ち込みなども使用しつつ、向井さんは世界観を演出していたのだが、今作は変わらぬ力強いドラミング、そしてブリブリで歪みまくったベース、そしてジャキジャキなギター。これを一貫している。あとギターのエフェクトに関してもそこまで強烈な物はつかっておらず、ジャキジャキ1本だ。相当シンプルだと思う。
ここに来て全編人力で固めてくる向井さんである。まぁキャリアを通してそんなもんだと思うが、真新しく無いのにも関わらず安心して聴けるサウンドだと言う事だ。
そしてここからは個人的な意見だが、登校中にこれを聴いて行くと、「鬱」みたいな部分から対極にある「変態」みたいな印象を受けるため、何故か心が軽くなり精神的に元気になる。なんか楽観的になる。そんな魅力を兼ね備えているバンドである。いい意味でメランコリーやエモーショナルとは対極的にあるバンドだと思う。
という事でノミネート致します。
ここどうしよー
個人的 Best Live Performance Vol.4
サカナクション - SAKANAQUARIUM 2015-2016
"NF Records launch tour" Live at Nippon Budokan 2015 10.27
言わずと知れた名演である。武道館公演はこれを含めて過去3度してきたサカナクション。その中でも個人的に2015年の公演が一番好きだ。Baの草刈さんが産休明け一発目のライブであった。初っ端から「ナイトフィッシングイズグッド」のリミックス「N.F.I.G REMIX」で登場し「アルクアラウンド」や「セントレイ」「Klee」など大きな会場でやり始めた頃のレパートリーをやる。因みに「セントレイ」や「Klee」はこれ以降やっているのを見たことが見ない。
6曲目に「蓮の花」を演奏。この時の蓮の花は本当に幻想的である。ゆったり踊りながら歌う一郎さんと、薄暗い会場が最高の景色である。そして「壁」である。上にある大きな国旗を照明でチカチカ照らす演出がかっこいい。そして私が一番好きなゾーンに入る。「years」と「ネプトゥーヌス」「さよならはエモーション」である。ここは本当に名演だと思う。
「years」はここ最近大事なレパートリーになっており、演出も布をレーザーで当てるという、幻想的な演出である。その先駆けがこれだと思う。生演奏の危うさと一郎さんの歌声。そして「ネプトゥーヌス」である。私が初めてこの曲を聴いたのは、魚図鑑の初回限定盤に付属していたDVDに収録されていたこの映像である。何より一郎さんがラスサビで必死に歌うところや、ザッキーが泣きながら(?)コーラスをしているところ、エジーがかっこよくドラムを叩いている所が最高だ。
そしてさよエモである。現在では結構大人しめに演奏されているイメージだが、この公演の演奏では相当ラウドな印象だ。多分違うと思うが。最後のコーラスの部分は相当クールでアグレッシブである。エジーのドラミングも最高である。こういうロックな曲のエジーのドラミングは本当にかっこいい。
そして「夜の踊り子」からの舞妓さんと一緒にやる「SAKANATRIBE」である。これは言わずもがなかっこいいし、強そうである。そして「新宝島」である。初々しくて好きである。
そしてダブルアンコールで最後の曲に「白波トップウォーター」を演奏する。武道館の時にしかやってないと思う。この時の白波も最高だ。
Blu-ray/DVDも発売されているが、受注生産だった気がするので結構希少だが、1回近くのゲオに行ったら5000円くらいで売られていたりとハードルは結構低めだ。手に入れて損は無いだろう。
©︎Pespilynと限りない音楽たち