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ライブは命のデトックスだって一生思ってたい

コロナ前以来の!!!
声出しOKのライブに!!!!
行きました!!!!!

まだソールドしてない公演あります。

彼はこの3年間ずっと
「コロナ禍でもできることをしよう」
と、攻め攻めの配信ライブをしたり、
鳴り物持参のライブをしたり、アコースティックライブをしたりしながら、この日を誰よりも待っていた。
(そしてこの間、おそらく彼のライブでの感染者は出ていない)

去年もかなり攻めた活動をしてくれていたのに、自分が感染してしたり家族が感染したりで、
まったくライブに行けていなかった私。

今回遂に解禁された声出し。
ライブが始まってしばらく、私は声を出せずにいた。
どう叫んでいいかわからなくなっていた。
後ろには「お前の歌聴きに来たんじゃないよ!?」と思うぐらい、フルコーラス歌い続けている人もいたのに。
それでも数曲聴くにつれ、じわじわと昔の熱が戻ってくる。
気づけば周りのみんなと一緒に歌っていて
一緒に涙も流れていた。
そして大声で彼の名を叫んだ。
ああ本当に、取り戻したんだ、この場所を。

美しい彼は少年のような笑顔で、取り戻せた喜びを語り、「夏がやってきたね〜」などと笑う。
そうだ、いつもこの人が私に夏を連れてきてくれるんだった。
時に客席にダイブしたり、2回席から水を撒いたり、
ニコニコしながら
歳を重ねてもずっと進化していく、重厚感と軽やかさと伸びの良さを兼ね備えた歌声で、いつも、ずっと、私を魅了する。

全てが解禁されて、汗を流して髪を振り乱しながらも笑顔で暴れ狂う私たちを見て
誰よりも幸せそうな笑顔を浮かべていた。

ステージのどこにもじっとしていなくて、走り回ったり寝転がったりしながら、寿司詰めになった前方にも、あまり見えない後方にも声をかけ、誰も置いていかない。

今回のライブはチケットの番号も悪く、久しぶりすぎて体力に自信がなかったのと、まさかの開演に間に合わなかったので
後方で余裕をもって見ていた。

でも全然我慢できなかった。
気づいたら荷物を預けて、前方に行っていた。
後方とは比べ物にならない、鼓膜が壊れそうなほどの爆音。周りの人とのゼロ距離感。空調が太刀打ちできないほどの暑さ。

ああ、生きててよかったな。
このために生きてるな。

ライブに全てを捧げていた頃を思い出す。
夜行バスに乗って、格安ホテルに泊まって、どこへでも行った。
汗だくになって道端で着替えた。
青空の下、大好きな曲を聴いてただただ泣いた。
もうその頃ほど、ライブのためだけには生きられないけど。

仕事がどうとか育児がどうとか人間関係がとか、一旦全部いいじゃないか。
この場所でこの人の歌声を聴いて、汗をかいて声を出して、好きに踊れば、全てデトックスされる。

一旦リセットすれば、またしばらく生きられる。

かつてオープニングのお馴染みの演出だった、
柵を模した緑色のレーザーの演出が、今回は最後の曲に使われていた。

これは、このツアーが今後の彼の活動の始まりの一部に過ぎない、ことを示しているように思えた。

彼がこれから何をしようと、どこへ行こうと、
幸せなら、笑っているなら、それで構わない。
そこで一緒に笑っている大勢のうちの1人であり続けられたら、と切に願っている。

今ツアー、無事に成功しますように!!!!


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