人生は「自己との葛藤」。【INFJ】
「結局自分の本質って変わらないな。」
これは留学から帰ってきて最近感じていることである。
私は世界に1%の確率でしか存在しない、INFJという性格タイプである。
(INFJとは「MBTI診断」の16personalityの内の1つ)
インターネットで「INFJ」と打つと、「生きづらい」という言葉が次に出てくることが多い。
初めてMBTI診断をしてこの「生きづらい」という言葉を見たとき、正直救われた気がした。
幼少期から、「何か人と馴染めない」という感じがあった。
この感覚を言語化するのはすごく難しいのだが、例えば「友だちはいますか?」と聞かれれば「まあ、います」となるが、「じゃあ親友は?」と聞かれると「うーーん…いませんねぇ」と答える。こんな感じ。
これに関して面白いのは、周囲(家族でさえ)は私を「外向的」だと言うのだ。しかし私は"絶対に"1人の時間が必要だ。そして、人と会話するときは無意識にエネルギーを大量消費している。(しかし奉仕精神があるため嫌ではなく、むしろ喜んでそうしているということをお伝えしておきたい。)
INFJの特徴を見るとき、共感すると共に客観的に「めんどくさい性格だな」と思う。(こう自分を冷静に客観視するのもINFJらしい。)
周りの感じる"私"と自分の思う"私"は異なるし、実は自分自身、"自分"について分かっていない。これが問題なのだ。
私はこれまでの人生で一度も自分や自分の置かれている現状に満足したことが無い。これには良い点と悪い点がある。
良い点は、「常に挑戦すること」だ。この現状を打破するために、何かしら行動する。これは他者からも評価されるし、自身も何か目標に向かって頑張ることに自信を持つので、良いことだと思う。
一方で悪い点は、「ラブマイセルフ」ができないことである。常に隣の芝生が青く見え、それを無視することはほぼ不可能な性格だと思う。だからこれまで「私ってtalentedだわ」と思ったことは無いし、個人的に何か1つの才能に突出した人を見ると、とてつもなく羨ましく思える。
たった一度の人生、ラブマイセルフをできないというのはとてもunhealthyなことであり、これに気づいてから少しずつ改善しようとしている。
ということで、良い点悪い点どちらをとっても努力することが課題であり、それが私の人生なのだ、と思う。
ちなみにラブマイセルフができるようにしていることは以下の2つである。
1. SNSを見ないようにする
2. 自己表現をする
1に関しては、SNSというのは「キラキラ場面」の倉庫なので、メンタルが落ち込んでいる時に見るのは弱っている体に毒を注ぐのと同じ行為である。
2に関して。ところで、私が最近感じた自分の人生におけるテーマは
「代替の効かない”私”になること」
である。No.1というより、Only 1 ってやつだ。いかに自分らしく生きられるか。これが最終的に私が目指すものである。
絵や言葉はその人にしか編み出せないものであり、どんなにマネをしてもしきれないものであると思う。
無理に描かずに、ふとアイデアが降ってきたときにアウトプットすることで、(納得したものが生まれれば)心が満たされる感じがする。
ここで()を書いたのは、自分が納得しなければ、INFJは余計ストレスを抱くと思う、完璧主義だから。笑
INFJや自己との葛藤については永遠に語れるので今回はここで終了するが、
こうやって定期的に自分の性格に苦しむのもINFJの特徴なのだろうか。
INFJで自分の人生に満足して生きている人がいたらぜひお話ししてみたいし、私も少しだけでもこの悩む頻度を減らせるように頑張っていきたいと思う。
2023.7.5
rouge