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10/6 vs柏レイソル(ホーム)

今節は旭区・瀬谷区の区民DAY。試合前には雨が降っていたにもかかわらず駆けつけた1万人を超える観客の前で、首 位 撃 破 で 17 戦 無 敗 !!いやー、最高の週末ですね!ここまで来たら、残りも全勝で昇格したいものです。

試合の感想

光毅から松尾にスタメンが戻り、いつものスタメンで臨む横浜FC。カズがベンチに入り、ベンチにFW登録4人という前節同様少しいびつな構成に。スタメンに田代がいてナベカズがベンチにいれば、守備陣の交代はある程度なんとかなる、ということもあるだろう。キャラと伊野波はそれぞれ左右のSBもやれるし。対する柏レイソルは、ヒシャルジソンがベンチ外で瀬川が右SBという、少し不思議な布陣。練習の段階からデカくて速くて足が長いオルンガが怖い。

前半

上位対決らしい見応えのある前半だった。両SHの速さの1号・速さの2号で相手SBの裏のスペースを狙うが、横浜FCの両翼にあまりスペースは与えないように守ってくるレイソルの守備相手に中々良い形が作れなかった。どちらかと言えばレドミも絡みやすい古賀の裏を狙うことが多かったが

などと、思いながら見ていた。

とにかく、横浜FCにサイドのカウンター発動だけはさせないようにと意識して守っている感じの戦い方をレイソルがしてきていた印象。クリスティアーノもサヴィオも怖いが、速さでも高さでも強さでも勝負できるオルンガが脅威で、想像以上の足の長さに物を言わせるシーンも多々有り、少し押され気味の前半になった。ただ、キャラと伊野波、武田の奮闘でピンチと言うほどのものもなく、心臓に悪かったのは瀬川のミドルシュートくらいだった。

後半

レドミを2トップ気味にして、それに伴って松井と田代もそれぞれ少し上がり気味でプレーする形に。攻守が目まぐるしく入れ替わる展開ではあるものの、徐々に横浜FCペースになっていった。完全に潮目が変わったと思ったのは、レイソルがサヴィオに代えてサントスを投入したあたりだろうか。同じサイドで中山に代えて草野を投入したのだが、前者のほうが試合の流れへの影響は大きかったと思う。サヴィオと比べても守備はいまいちな上に、攻撃力でもそれほど貢献できていたとは思えなかった。

そうは言ってもやはり個々の能力が高い柏レイソルに、中々決定機を生み出せない横浜FC。だが、フットボール界には『困った時のセットプレー』という格言がある。後半ATに獲得したCK、イバが競り合って跳ね上がったボールに誰よりも早く反応した草野がヘディングでレイソルゴールに叩き込み、劇的な勝利を上げたのだった。


全体的に

お互いに激しくやり合うしびれるような試合。染谷のイバへの首絞めだとか、ユニホームの首根っこ掴んで引きずり倒してるのとかは流石になぜファールじゃないのか理解に苦しむが、全体的に最小限のファール数で試合の流れを止めないようにといったレフェリングだった。

選手個々の能力の高さは、レイソルは流石の物があった。レドミのミスが目立ったのは、レドミ本人の不調というよりも基本的にJ2最高レベルの戦力を揃えているレイソルだから食い止めていた、という方が近いと思う。

武田と伊野波が素晴らしい出来でレイソルの攻撃を断ち切っていたのもあるが、総じて下平さんが師匠でもあるネルシーニョさんに作戦勝ちを収めた印象だった。基本的に2トップ相手には田代をCB間に落とす形を取ってきたが、オルンガのプレスが散発的&江坂は中央のスペース埋めにさっと引くことが多いのを見て取って、田代を下ろさずにビルドアップさせたり、後半のフォーメーションチェンジや選手交代もしっかりハマっていた。


選手への雑感

GK:南雄太

瀬川のブレ球はよく外に弾いてくれたと思う。それ以外のシーンは危なげなくボールを処理していた。40歳最初の試合、古巣相手の完封勝利おめでとうございます!

DF:北爪健吾

サヴィオやサントスによく対応し、機を見た攻撃参加で貢献してくれた。根本的な身長の問題があるとは言え、ハイボール処理上手くなったよなぁ、とサントスに競り勝ったシーンなどを見て思うのであった。

DF:伊野波雅彦

素晴らしい出来。北爪の背後をしっかりカバーしつつ、ボールを持ったときは、何度も自分でドリブルで持ち上がってからのロングフィードや縦パスで味方を押し上げ、レイソルの時間を奪っていた。MOM級だったと思う。

DF:カルフィン・ヨン・ア・ピン

一度オルンガの背中に吹き飛ばされたシーンでは、『オルンガ怖ぇ!』と思ったが、その後は味方と連携して無失点勝利に貢献した。キャラならこのくらいやってくれて当たり前、と思わせてくれるのがキャラのすごいところなんだろうな。

DF:武田英二郎

今シーズン最高のエイジローだったのではなかろうか?クリスティアーノにほぼ仕事をさせず、オルンガが流れてきた際はしっかりケアしてオルンガにも何もさせず、セットプレーの流れで逆サイドでも攻撃を跳ね返し、なおかつ攻撃参加でもレイソルを押し込むという、得点に絡んでいれば文句なしのMOMだった。

MF:田代真一

守備では江坂やオルンガに苦戦しつつも食らいつき、攻撃時はサイドに流れてボールを受けてみたりとプレーの幅を広げている様子が伺えた。ただ、左腕を痛めたことと、後半途中からは右足首を気にしていたのも気になる。無敗記録は田代の中盤での奮闘あってこそなので、次節までにしっかりケアしてほしい。

MF:松井大輔

中央で存在感を発揮し、積極的に前線に顔を出していた。エリア内で相手の足が掛かったシーン、微妙だったとも思うけれど、松井さんのあまりにもコミカルなコケ方のせいで取ってもらえなかったんじゃないですかね?w

MF:レアンドロ・ドミンゲス

少しミスやボールロストが目立った印象。過去2試合と比べると圧倒的に選手の質が高かったので、そこら辺で少しズレが出たのかもしれない。またいらんカードを貰ってしまったのは勘弁してほしいが、古巣相手のせいか守備も気合が入っていたし、最後はしっかり得点につながるCKを蹴ってくれた。

MF:中山克広

今日も中々苦戦はしていたが、北爪レドミとの連携で何度かいい形を見せていたし、悪くないシュートを放っていた。内外の使い分けも出来ていたし、これからも活躍が期待できそうな内容だった。

MF:松尾佑介

スタメンに復帰し、攻守で貢献していた。守備では少し瀬川にやられるシーンもあったけれど、攻撃でやり返していたし、頼れるサイドアタッカーであることを今日も見せてくれていた。

FW:イバ

大丈夫?ムチ打ちとかになってない?と言うくらい染谷に首絞められまくっていたが、前線でしっかり起点になっていた。意図した形ではなかったが決勝点に繋がるプレーもあったし、最後のボールキープも流石の能力を見せてくれた。守備でも大活躍の90分だった。

MF:草野 侑己

大怪我からの復帰初戦で大仕事を果たした力の3号。3号?少しレドミの動きに重なってしまうシーンはあったけれど、北爪との連携も悪くなく、要所では力強さを発揮。「ギラギラしている男」と呼ばれるだけあって、ルーズボールに誰よりも速く反応して首位を叩き潰してくれた。これからも頼むぞ!

MF:渡邊 一仁

松井に代わって出場。守備固めと言うよりも、カウンター発動のために中盤員入ってくる日本人選手を潰せ、って指示だったのではないかと。求められた役割はしっかり果たしたと思う。

MF:斉藤光毅

速さの2号に代わって投入された技の4号。持ち前のテクニックをしっかり見せてCKをもぎ取ったりしていた。そろそろまたゴールを見たい。


終わりに

下位相手にまさかの連続ドローで勝ちが必須になった首位柏レイソル戦でしっかり勝ってくれました。いや、まぁ、勝つのわかってたんですけどね?

天が横浜FCの勝利を示してたからね!昇格の瑞兆はないのか、って?ありますとも。それは、横浜FCサポの存在ですよ。草野がゴールを決めた瞬間のあのスタジアムの一体感。勝利を信じてニッパツ三ツ沢球技場に集うサポのあの熱狂こそが、横浜FC昇格の兆しです。次節のツエーゲン金沢も、皆で選手たちを後押しして勝利の雄叫びを上げましょう!


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あと、どうせならコンビニの弁当とかパンじゃなくてスタグル食べましょうスタグル。鉄板鶏飯のバジル&チーズソース味、美味しかったですよ♪

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