ミレーナを抜きました(2)
まあ抜いたのはさっき。今日なんだけどね。
同じ頃にミレーナを入れた方のブログをチェックすると、継続されたとのこと。
しかし、子宮口から垂れ下がってるはずの紐が見当たらず、後日改めて全身麻酔のうえ抜去し、挿入したという。
なぜ全身麻酔か。紐がないミレーナを無理に取ろうとすると尋常じゃない痛みらしい。ところで、私の主治医はわりとタフというか、思考が「人間、死んでなきゃ軽症」というタイプ。
信頼はしてるけど、うっすら背筋に寒気を覚えた。痛いのは嫌いだ。大丈夫だろうか。
仕事も余裕を持って休暇を取り、予約の時間に婦人科に向かった。いつもは混むのにコロナウイルスのせいか空いている。渡された番号札は、2番。よりによって早い。今日は早くなくて良いのに、とドキドキする。
案の定あっという間に呼ばれ、先生の診察のち、診療椅子へ。下半身裸で股を広げて待っていると先生がきて、ちょいちょい、と消毒し、機材が入った感触がしたか、と思ったら、あっという間に「はい抜けましたよ〜」と。はやい。痛みは全くなかった。拍子抜け。
「はいご挨拶して〜」と股の向こうから先生が声をかけてきた。見ると、少し下の紐に血が滲んでいるミレーナをハサミでつかんでにっこりしている。なにこれ出産か?おかしくて笑ってしまった。「あらー今までありがとうね〜」
珍妙な光景だ。
でも、感謝の気持ちは確かにある。ミレーナは、過多月経のための貧血や毎月の生理の煩わしさから救ってくれた。優秀だけどちょっと相性にクセがあるヤツ、みたいな友達だった。
会計をして徒歩15分。帰宅。家についてトイレに入ったら大量の出血だった。塊状のものも何個も。2度ほどトイレで用足しして、2度ともだったが、いまは止まっている。ナプキンを当てて様子を見ている。2、3日以上は出血が止まらないとのネット情報なのでグッと気持ちを引き締めているところである。
おうちが遠い方は、ナプキンを婦人科で当ててから帰宅するのをオススメする。