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教科書いらず!今から身につける英語力!自信がないと英語は向上しない編
こんにちは、ロットン瑠唯です。
以前私はオーストラリアに住んでおり、ジャパレス(日本食レストラン)で働いていた。職場ではワーキングホリデービザで働いている方が多く、働きはじめた時から完璧に英語を喋れる人はいなかった。
ワーキングホリデービザは基本一年間契約。働き始めた当初はまったく英語が喋れなかった人にあるアドバイスをしたら一年間で英語ペラペラになりました。
考えてみたら学校でずっと何年も勉強していたのに、
突然一年間で英語マスターできるようになるの不可能に近いと思いませんか?
考えたらゾッとしますが、大丈夫です。あくまでも私なりのアドバイスなので受け取り方や解釈はお任せ致します。
もともとその英語が喋れない人はめちゃくちゃガリ勉タイプでした。朝起きたら勉強、休憩の合間には勉強、家に帰宅しても勉強。勉強している姿を見て私が気が狂ってしまうほどその人は毎日勉強漬けでした。
だが、めちゃくちゃ勉強しているのにまったく英語が喋れない。
現地の人と喋る時になると私を通さないと会話ができない。あんなに勉強してるから喋れるはずなのに。不思議だった。
本人に「せっかくのチャンスがあるのに何故英語を喋りたがらないの?」と聞いたら。
「正しくない文法だったらどうしよう」
「笑われたらどうしようと思うと怖い」
「英語が下手だったら恥ずかしい」
と答えが返って、ビックリ。
英語が話せないのは英語力が足りないからではなく自信がないからだ。英語を喋れないのは英語力以前の問題でした。
このままでは英語が「喋れないまま」になってしまう。毎日必死に勉強をしている姿を見ていても胸が痛くなるばかり。
ただ単に「自信を持て!」と言ってもそんな昨日今日身につけられるものではない。もしかしたら英語力を身につけるより難しいかもしれない。
そこでふと画家のダリの言葉をふと思い出した。「天才になるには天才のふりをすればいい」
人間の思い込む力は偉大だ。人間は思い込むことでとんでもないパワーを発揮する。ダリも自分が「天才」だと思い込んでたから「天才」と言われるようになったのかもしれない。天才と自分で名乗らなかったら髭をジェルで固めて街を徘徊するヤバいジジイだったかもしれない。思い込む力は偉大だ。
「自分は日本人だから」という意味不明なコンプレックスに押し潰されてしまうくらいなら、思い切って「自分は外人だ!」と思い込んだほうがいい。邪魔なコンプレックスは消えるだろう。
アドバイスした当初は本人はとても困惑していた。無理もない。まるでプールの一番深いところに突き落とされるような感覚だっただろう。私もプールの一番深いところに突き落とすような罪悪感があった。
英語を話すチャンスがある度に「アナタは今、外人よ!」と背中を押してあげた。 そしたら徐々に思い切って喋るようになった。どんどん喋ることによって流暢になった。ペラペラになった。
そしてワーキングホリデービザが一年を過ぎ、ペラペラになった彼女は日本に帰った。まるで生徒の卒業を見届けるような気分だった。
英語を喋ると「格好いい!」なんて美化されるかもしれないが結局、英語はコミュケーションの道具だ。コミュケーションとは日本語でも同じだがどんどん使用しないと上達しないものである。自信がないとコミュケーションを取るチャンスを逃してしまう。自分に自信がない時は「思い込む力」に頼っても悪くないと思う。