3Dプリンタの設計 #2 構想を少し詰める
ぼちぼちイメージが湧いてきたので、もう少しだけ構想を詰めていきます。
今回は主に要素を決めていく部分です。
1.本体の構造イメージ
本体のイメージは、門型のZ軸が両持ちの一般的な3Dプリンタです。
ノズルはX軸とZ軸方向、ベッドがY軸方向に移動するタイプです。
検討時では、ノズルはX軸とY軸方向、ベッドがZ軸方向のも検討しましたが、下記のような観点から、見送りになりました。
①印刷速度を求めていない
→3Dプリンタは主に積層面と垂直な軸が低速動作し、ほかの2軸が高速動作します。ベッドを低速に動作させ、ノズルを高速に動かす場合、ベッドを高速で動作させる場合より、慣性などの悪影響を減少させることができます。しかし、今回はそこまで高速動作させるつもりはありません。
②ベルト厚み等の計算がめんどくさい
→前に設計して疲れました。
今回はやりたくありません。
結論はよく見る3Dプリンタの構造です。
2.回路関連
ざっくりですが、下の図のような感じです。
3Dプリンタ自体はPCとは独立して動作させたい為、Raspberry PiにOctoPrintを導入して、無線化します。
マザーボードには以前から、使用しているSKR V1.3を使います。
最近では無線や電源、インターフェイスが強化されたSKR V1.4 turboがありますが、そこまでの予算は現在ありません。
センサ関連はAutoBedのために何かしらのセンサを利用予定です。
以前までは近接センサを利用していましたが、それではつまらないので、BLtouchか自作のセンサを利用予定です。
ステッピングモータのドライバに関してですが、
現時点では決めずに実機での検証で決めていきます。
A4988、DRV8845、TMC2208は在庫から、STSPIN820とTMC2209は追加購入で検証していきたいところ。
おまけで、以前RAMPS1.4でFETが焼け焦げた経験から、採用している大型MOSFETで火事を防ぎます。
3.そのほかの構想
Z軸に関して、非常に面白い機構がありぜひ試してみたい。
Z軸に利用するボールねじやリードスクリューから発生するぐらつきを機構的に抑える方法が動画後半(13:40~)に乗っています。
以前から中国製の安い部品ばかり使い、同じ現象が発生していた為、これはぜひ試してみたい。
ヒートベッドは真っ平で高強度のガラスを使いたいと考えていましたが、
海外の動画などを見ていると鏡を切っている人も多く、みんなそこまで気にしていないのかなとか考えています。
皆さんはどんなベッドを使っているでしょうか
4.最後に関係のない日記
なんやかんやあって、転職先が決まりました。
地元での就職なので、心改めて再出発です。
引っ越し後にゲーム用防音設備の設計をしたいと思い、下調べ中、今週末に内見予定。
私はApexをやってますが、どうせやるならボイスチャットでわいわいするタイプなので、防音性で家を判断中です。
あとは最近、母とはまったドラマがありました。
一話の中で、複数のストーリがドタバタ進むので、全然飽きずに見れます。
海外ドラマらしく、血の表現はダイレクトなので、苦手な人は注意してみてください。ちなみにプライム会員は無料で見れます。
早くシーズン3を発売してほしい。
お暇な方はぜひ
次はY軸のすべり機構を選定します。
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