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ヘロヘロデス
2024年5月5日 16:19
静寂に包まれた世界には、パチパチという焚き火の音が響き渡っていた。 そこには1人の男が座し、対面に丸太の山があった。 男は山の頂にある一本の丸太を穏やかな目で見つめていた。 まるで男はその一本の丸太の断面と顔合わせて、語り合っているかの様だった。 やがて焚き火の音が途切れた・・ 刹那、男は近くにある斧を手に取り、完全な暗闇の中で丸太に切り掛かる。 バリバリと木が
2024年5月20日 04:55
15世紀以前のヨーロッパで作成された世界地図は、 一見あらゆる事を知ってるかの様に表現されていた。 当時の世界地図には、詳細不明な地域は省略し、 時には空想上の怪物までもが描かれていた。 コロンブスは新大陸を発見したにも関わらず、 彼の頭の中の知識通り、そこをインドと誤って解釈をしていた。 世界への無知を認識していないコロンブスの時代までが、中世だったと言えるかもしれない。