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ヘロヘロデス
2024年4月29日 22:45
今から約500年前、世は大航海時代の只中にあった。地中海の利権にもありつけなかったヨーロッパ西端の小国は、外へ利を求め世界で隆盛を極める強国となった。 彼の国の者達は、強い欲望や野心を携え、世界各地を征服していった。その最中、征服が難航した地域がある。そこは「アラウコ」と呼ばれた。 諸説あるが、激突は300年の長きに渡り、世界史上最長の戦争と捉えられている。 この物語は、
2024年7月26日 12:13
-コパカバナ- 「チャンカノただいま戻りました。」 オトナ「戻ったか。 して、タワティンスーユの様子はどうであった?」 チャンカノ「マンコ様は宗教儀式に見せかけてクスコを脱出し、ビルカバンバを拠点としました。」 チカ「臆病なマンコにしては、よくやっておる。」 チャンカノ「一方で、 それを機にアルマグロが後ろ盾となり、 クスコではパウリュ様が帝位に就きました。」