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話題の音楽生成AI【Suno AI】を3週間と試した事&新たに試したAI関連まとめ

音楽制作に関わる方や有名インフルエンサーが話題に取り上げたようで、「Suno AI」の知名度が一気に上がったように感じます。
実際にこんな素晴らしいクオリティの音楽がAIで作られるなら、様々なビジネスや個人の用途に使える可能性がありますね。
「世の中のテキスト情報」=「全て歌になる」という感覚です。
例えば、SNSと音楽AIを組み合わせれば、つぶやきやブログが歌になるかもしれません。私自身1日に約20曲を生成し、メロディが良い部分、リズムを変えたい部分、歌詞を考えたい部分など、音楽に対する思考の時間が増えました。自分で考えることで、プロのこだわりや素晴らしさが理解でき、音楽を作ったり聴いたりするのがさらに楽しくなります。

以下は、私が生成した曲のお気に入りメドレーです。元々はもっと長かったのですが、女性ボーカルに限定して約3分に短縮しました。

Suno AI」については、SNS上のプロフェッショナルな方々の間でも賛否両論があり、非常に面白かったですね。
私自身が約3週間ほど使用してみて感じたことは、「キャッチーなメロディやポップソングは生成しやすいが、逆に変拍子の楽曲や学習データが少ない、または存在しないようなスタイルの曲は生成が困難」ということです。
この辺りはまだまだプロンプトなどは研究中ですが。
そして、来年以降もAI技術はさらにハイスピードで進化していくと思うと、その展開がとても楽しみで仕方がありません。


ここからは、今週試して面白かったAI関連サービスをいくつか紹介します。

1つ目は、文章から感情豊かな音声を生成する「Bert-VITS2」です。
調節なしで感情表現が豊かな読み上げが可能なため、とても面白いです。
これは2~3日前まではymlファイルを調整しないと上手く動かないことがありましたが、昨日にはZuntanさんが環境構築も不要で簡単にインストールできるようにしてくれたので、気軽に試したい方にはおすすめです。

私が試しに作成したのは「昭和オジサンの独り言」です。
GPTsを使って昭和オジサンが昔を懐かしむ独り言botを作り、その台本を自動生成し、Bert-VITS2で読み上げました。画像はDALL·Eを使用しています。駄菓子屋で食べたヨーグルトや蒲焼さん太郎は本当に懐かしい。



2つ目は、yasun_aiさんが公開している「きゃらチャットAI」です。ピクシブ社のChatVRMをフォークして作成された、ブラウザで簡単にAIキャラクターと会話ができるアプリケーションです。

必要なのはOpenAIのAPI(有料)とKoeiromapのAPI(無料)。
VRoid(無料)でキャラクターを作成し、背景画像(1280×720)を用意します。GitHubからアプリ(きゃらチャットAI)をフォークし、Vercelに登録してGitHubリポジトリを連携してデプロイする流れです。

Vercelは初めてだったので使い方が分からなかったのですが、すべてChatGPTと翻訳を使って何とかできました。yasun_aiさんの親切な記事を読めば、初心者でも簡単にできます。以下の記事もVercelについて詳しく書かれています。


SNSを流し読みするだけでも試したい新技術ややりたいことが山ほどあり、一日があっという間に過ぎてしまいます。さらに、AIに関する情報も山ほどあって追いきれない状況です。いよいよ、どんなに頑張ってもAIの進化のスピードに追いつけなくなってきたような気が。
これから自分がどの方向に進むべきか、もう一度考えなければならない時期なのかもしれませんね。

ご一読いただきありがとうございます。

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