【京都2歳S】エリキング謎ローテの裏側に迫ってみる
エリキング、京都2歳Sなんだ。
ローテの違和感すごい
違和感を感じた理由は後述するが、この謎ローテには裏事情があるとみている。
そして裏事情に関するキーワードは2つだ。
「藤田晋」
「ジャパンC週にある重賞」
今回はこの2つのキーワードを軸に、
エリキングの京都2歳S出走の裏側に迫ってみようと思う。
じゃ、分析していくよー。
◆野路菊S勝ち馬が京都2歳Sに出るのは違和感MAX
冒頭でエリキングのローテに違和感を感じたと書いた。
その理由は野路菊Sの勝ち馬が京都2歳Sに出走するのは「ありえない」選択肢だから。
なぜありえないのか?
それを過去のデータをもとに解説していく。
まずは「野路菊S勝ち馬の次走」を過去10年分見てみる。
野路菊S勝ち馬の次走は2種類しかないことがわかる。
・年末のG1を目指す
・ダービーを意識して東京の重賞を使う
ケガをしたロン以外は上記2パターンのいずれかに当てはまっている。
で、エリキングは京都2歳S
「ありえない」選択肢だよな。
G1を勝ちに行くでもなければ、
ダービーにつながるわけでもなし、、、
いったいエリキングは何のためにここを使うんだろうな?
◆藤田晋とジャパンCの関係性
エリキングは何のために京都2歳Sに出るのか?
それは冒頭であげた2つのキーワード
「藤田晋」
「ジャパンC週にある重賞」
これらが関係していると思う。
まず藤田晋
サイバーエージェントの代表だな。
競馬民にとっては下記の馬を上げた方がわかりやすいかな。
フォーエバーヤング
シンエンペラー
他にもメタマックス、フロムダスクなども所有しているな。
、、、ん?
ボンドガールも挙げろよって?
もっともなツッコミだ。
だがボンドガールを挙げなかったのには明確な理由がある。
ボンドガールは上記4頭にある共通点を満たしていないからだ。
上記4頭にはあって、ボンドガールにはないもの、、、
それは「海外経験」だ
藤田晋、海外遠征を積極的に行う馬主だ。
シンエンペラー凱旋門賞、フォーエバーヤングBCクラシック。
そして預ける厩舎は矢作、中内田、森秀、、、
海外遠征大好き厩舎ばかりだ。
これらの事実から藤田晋は
「海外進出したい」
「海外とコネクションを作りたい」
そんな考えがあると推測される。
そこへきて、ジャパンCで海外勢が来日。
今年はあのオブライエン厩舎も来る。
藤田晋としては海外に顔を売るチャンスがやってきたわけだ。
顔を売ることに成功すれば今後の海外展開もやりやすくなるというもの。
このチャンス、逃すはずがないよな。
もしジャパンC週に藤田晋の馬が勝てば海外勢にアピールできる、、、
もしそれが重賞だったならかなりのアピールになる、、、
つまりエリキングの違和感MAXローテは「海外勢へのアピール」という裏事情が絡んでいる可能性が高い。
そしてアピールを成功させる方法は、、、勝つこと。
今回のエリキングは勝負駆け。
バッキバキに仕上がってると思うよ。
まとめ
・野路菊S勝ち馬は年末のG1or東京の重賞に行くのが普通
・エリキングの京都2歳S出走は違和感MAX
・藤田晋は海外遠征大好きマン
・今後のためにも海外勢に顔を売りたい
・ジャパンC週で海外勢が襲来
・重賞勝てばアピールできるやろなあ
・せや!京都2歳Sでエリキング勝たせたろ!
・fin
ちなみにシンエンペラーのジャパンC出走も「G1に馬を出せる馬主」として海外勢にアピールするという裏事情があるはずだ。
もちろん仕上げてはくるだろうが、勝ち負けまでは厳しいとみている。
理由は出走目的の優先順位が「1位アピール 2位勝ち負け」だから
本気で勝ちに来てようやく勝てるかどうかなのが競馬。
勝ちの優先順位が1位でない馬が勝ち負けするのは厳しいだろう。
そしてシンフォーエバー
シンフォーエバーも京都2歳Sに登録している。
(他にもベゴニア賞、カトレアSにも登録がある)
シンフォーエバーが京都2歳Sに出てくるようならラビットになる可能性が高い。
ドスローしか経験していないエリキングのためにペースを落とすんじゃないかな。
もし展開予想する人がいたら参考になるかもしれない。
「京都2歳Sのエリキングは勝負駆け」
これがこの記事の結論だ。
勝つ可能性はかなり高いだろう。
そして勝負駆けの次走は疑うのが定石
次走エリキングがどんなレースを選ぶのか?
そしてそこで好走することはできるのか?
楽しみはつきないな。
ーー2024/11/21追記ーー
マイラプソディの次走は共同通信杯じゃなくて京都2歳Sでした、、、
誤った情報を記載してしまい申し訳ございません。
まあ普通は2種類だよということでご容赦をm(_ _)m