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前哨戦“特有”の勝負駆けを見抜け!狙うべき馬の3つのポイント

紫苑S、神戸新聞杯、セントウルS、毎日王冠、、、いよいよ秋GIの前哨戦が始まるね。
札幌記念も天皇賞秋の前哨戦だと考えるとすでに始まっているともいえる。

前哨戦に臨む陣営の思惑は様々だ。


・GIの叩き
・GIの出走権利を取る
・ただ賞金を稼ぎたい


勝負駆けの陣営もいれば、そうでない陣営もいる。
そんなレースを予想するうえで何が大事になるか?






「勝負駆けの陣営を見抜けるか」





これだよね。
ってことで今回は「前哨戦特有の」「勝負駆けを見抜くポイント」について書いていこうと思う。

ちなみにポイントは3つだ。

じゃ、分析していくよー。


■ポイント① 賞金は足りてるか

ご存じの人も多いと思うが、GIに出るには賞金を加算しなければならない。



当然、賞金が足りていない陣営の勝負度合いは高い



馬主であれば、誰しもが憧れるクラシック。
その最後の切符をかけて戦うわけだから、他のレースとは本気度が段違いだ。

まあ、これはチェックしている人も多いだろう。
本当に重要なのは次のポイントからだ。


■ポイント② 本番も乗れる騎手か

前哨戦と本番のGIの両方乗れる騎手かは重要なポイント。
結論から言う。




①本番で上位人気馬騎乗が決まっている
②リーディング上位騎手が
③乗り替わりで乗る




①~③の条件を満たしたうえで、前哨戦に挑んできたら勝負駆けの可能性が高い。




まあ簡単に言うと「本番乗れない騎手に依頼している=本番度外視=前哨戦全力勝負」ということだね。



下記に①~③を満たした馬をいくつかピックアップした。
実際に①~③の条件が当てはまっているか確かめてくれ。





■ポイント③ 春GIでのコーナー通過順

最後のポイントはコーナー通過順だ。

馬柱の右のほうにある「8-8-8-9」とか「2-2-3-2」とか書いてるものだね。
下の画像の一番右の数字だ。

※netkeibaより

「コーナー通過順で何がわかるんだよ!」


そう思うかもしれないが、非常に重要な情報がわかる。


それは「次走の勝負気配」だ


結論から言う。



「先行馬が」「春GIで」「明らかに後方で」
競馬をしていたら次走は買い




上の画像は”トップナイフ”の馬柱だが、ダービーで後方で競馬をした後、札幌記念で好走している。
ここでは特にダービーのコーナー通過順に注目してほしい。



「15-16-16-17」



あまりにも後ろすぎないか?



トップナイフは先行馬だ。
それは過去のレースのコーナー通過順を見ればわかる。

一応言っておくが、ダービーで出遅れはなかった。
もっと言うと先行する素振りすらなかった。
つまり、わざと後方で競馬をしたということになる。



ではなぜ「先行馬を」「後方で」競馬させるのか?



それは疲労をためないためだ。


先行するよりも後方から脚を伸ばす競馬の方が疲労がたまりにくい。
仕掛けどころを遅らせればそれで楽な競馬になるからね。
つまり、後方で競馬をする意図は次のようになる。



「次のこと」を考えて馬の疲労がたまらないレースをするということ



「次のこと」を考えているわけだから、次のレースは好走確率が上がる。
結果、トップナイフは札幌記念で好走することができた。
簡単な話だ。



コーナー通過順について、もう一度まとめておく。


「先行馬が」
「春GIで」
「明らかに後方で」
競馬をしていたら次走は買い



他にはサトノグランツ、マルターズディオサ、レッドジェネシスなどがいるから自分の目でも確かめてくれ。




■おまけ 4つ目のポイント!?

3つのポイントと書いたが、実は他にもポイントがある。


例えば当日「馬体重がマイナス2桁」とかね。


馬体重が2桁減の馬は「ワケアリ」だ。
絶対に権利を取るために究極仕上げで来ているケースがある。
ミッキーロケット、ヤマニンゼスト、キセキなどが該当する。

ポイント4つにしなかった理由は、馬体重は当日にならないとわからないからだね。
事前にわかるものだけをポイントとしたよ。


実はまだポイントはあるんだけど、上記のものより重要じゃないからここでは書かないよ。
3つとはなんだったのか
秋競馬が楽しみだね。

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