【香港C】リバティアイランドは終わった馬なのか?
天皇賞秋で謎の惨敗、、、
古馬との対戦は3戦3敗、、、
三冠馬リバティアイランドは終わった馬なのか?
自分はまだ終わってないと思っている。
根拠は香港で勝つための準備をしているからだ。
それも天皇賞秋の「前」からね。
香港で三冠馬リバティアイランドは復活する
この記事ではその根拠を書いていく。
じゃ、分析していくよー。
◆リバティの秋天は叩きなのか?
リバティの秋天は叩きの可能性が高いと思っている。
そう思う根拠は下記の2つだ。
①プログノーシスが有馬記念に回されていること
②秋天終了「前」に”プログノーシス香港行かない宣言”がされていること
特に②はローテーションを見る上で絶対に見逃せない要素だ。
それぞれ順番に見ていこう。
①プログノーシスが有馬記念に回されていること
プログノーシス 有馬記念
リバティ 香港カップ
出るレース逆だよな。
もしくは
プログノーシス 香港カップ
リバティ 香港ヴァーズ
こうだよな普通。
なぜプログノーシスは香港カップに出ないのか?
「リバティアイランドが出るから」だよね。
プログノーシスとリバティアイランドは同じ中内田厩舎。
使い分けってやつだな。
プログノーシスを引っ込めてまで
リバティアイランドを香港カップに出す
この時点で「香港カップへの本気度が高い」ことがわかる。
まずこれが秋天が叩きの可能性が高い根拠の1つ。
香港への本気度が高ければ高いほど秋天が叩きである可能性は高くなるからね。
いや、ジャパンCと香港で迷ってたのに香港への叩きはねーだろ
こう思った人は正しい。
叩きが発生するのは「次走が決まっている」場合のみ。
つまり事前に「秋天→香港」のローテが決まってた場合のみ。
サンデーRの発表ではジャパンCと迷っていたが間隔を考えて香港にしたとある。
これだけ見ると秋天の「次走は決まってなかった」ように見える。
が、これは建て前だ
リバティの香港参戦は
秋天「後」ではなく、
秋天「前」から決まっていたことだ。
その根拠を次の項目で説明する。
②秋天終了「前」に”プログノーシス香港行かない宣言”がされていること
リバティ関連で決定的におかしいことはこれ。
下記の出来事の時系列、おかしいよな。
10/27 午前:プログ香港行かない宣言
午後:リバティ天皇賞13着
リバティの結果が出る「前」にプログ香港行かない宣言してるんだよね。
これが天皇賞秋の結果が出る「前」から
リバティの香港行きが決まってた根拠だ
プログノーシスはリバティが香港に出るから有馬記念に回されている。
ならば時系列は下記のようになるはずだ。
①リバティ香港行き決定
②プログ香港行かない宣言
が、現実は①と②が逆になっている。
10/27 プログ香港行かない宣言
11/6 リバティ香港行き決定
もし天皇賞の「後」にリバティ香港参戦が決まったのなら、天皇賞の結果が出る「前」からプログ香港行かない宣言はおかしいだろ
リバティが天皇賞勝ってジャパンCに進むことになれば、プログは香港に出ればいい。
天皇賞の結果を確認する前にプログ香港の可能性を潰す意味はない。
天皇賞の前にリバティの香港参戦が決まってない限りは、、、ね。
「香港はリバティで勝つ」
最初からそう思ってたからこその天皇賞「前」からのプログ香港行かない宣言だろう。
リバティの香港参戦は秋天「前」から準備されたもの
こう考えるのが妥当だろう。
そして香港が本線と考えるならば、天皇賞秋は香港への叩きの可能性が高い。
叩き良化型だって陣営も言ってるしね。
前走の敗戦は気にしなくていいと思うよ。
◆天皇賞秋13着なのに香港ヴァーズを選ばない
リバティの秋天が叩きの可能性が高いことは確認した。
次は下記を確認する。
「リバティは香港で勝てるのか?」
まずは古馬との対戦成績を整理してみる。
ジャパンC 2400m 2着
ドバイシーマ 2400m 3着
天皇賞秋 2000m 13着←
リバティの戦績を見ると香港ヴァーズ(2400m)に出た方がいいよな。
なのに2000mの香港カップを選んできた。
なぜリバティはヴァーズではなくカップなのか?
結論から言うとカップで勝つ自信があるからだろう。
根拠はもちろんローテーションだ。
ローテーションの勝ちパターンとして下記のようなものがある。
「好走条件をスルーして凡走条件に出走する」
今回のケースで言うと
好走条件=2400mのJC、香港V
凡走条件=2000mの香港C
ということだね。
なぜこれが勝ちパターンになるのか?
それは背理法を使えばわかる。
「もし2000mより2400mの方が得意だと仮定する」と
香港カップ(2000)じゃなく、ヴァーズ(2400)を選んでいるはず。
レースを選べるときは好走できる条件を選ぶのが普通だから。
が、現実には2000mのカップを選んでいる。
仮定と実際の行動に矛盾が出ている。
なのでこの仮定は誤りだとわかる。
ということは「2400mより2000mの方が得意」ということになる。
正確には2400<2000だと「陣営が思っている」だが。
ここから「2400m<2000m」ー①という式が得られる。
そして「2400mは2・3着」ー②の実績がある。
①②の式を合わせると
「2400mは2・3着<2000m」なので、2000mで走る今回は2・3着以上、つまり1着になる可能性が高いということだね。
ヴァーズではなくカップを選んでいるという事実から、リバティ陣営は勝算を持って2000mのレースに出てきていることが分かる。
◆中内田vsロマンチックウォリアー
リバティ関連で最後にもう一つ注目すべきことを書いておく。それは
中内田厩舎はロマンチックウォリアーと4度対戦経験があること
中内田はロマンチックウォリアーの強さを知り尽くしている。
そんな中内田がリバティをロマンチックウォリアーにぶつける。
それもプログノーシスを引っ込めてまで。
これは勝てると思ってないとできない行動だ
もし敵わないと思っていたらリバティはヴァーズに行くはずだからね。
そしてプログノーシスも香港カップに出て賞金稼ぎしてたはずだ。
中内田はロマンチックウォリアーの強さを知り尽くしている。
リバティをぶつけた場合の勝算もかなり正確に計れるだろう。
その上でぶつけてきたということは、、、
、、、そういうことだろうな。
◆タスティエーラについて
リバティの話は終わり。
ここからはタスティエーラの話になる。
香港での堀厩舎の人選がおかしいんだよね。
サトノレーヴ ×モレイラ
タスティエーラ×レーン
うーん、謎!w
同じ堀厩舎だから外人を乗せるのはわかるんだが、
サトノレーヴ、レーン乗せてやれよ
スプリンターズS、1鞍だけのために来てくれたのに香港で乗せない。
さすがにかわいそうすぎるだろ。
まあ堀がそんな仕打ちをするわけがないからこれが意図的な人選であることは間違いない。
ではその意図はどのようなものなのか?
これは2通り考えられる。
①サトノレーヴが勝負駆け
②タスティエーラが勝負駆け
①は堀の評価がモレイラ>レーンだからサトノレーヴにモレイラが乗っているというケースだな。
②はスプリンターズSのお詫びに勝負駆けのタスティにレーンを乗せているというケースだな。
個人的には②の可能性が高いと思っている。
タスティエーラの種牡馬価値を考えると2000mのG1は欲しいだろうしね。
そして香港スプリントでサトノレーヴが飛べば、タスティエーラが来る可能性は高くなる
①の可能性がほぼ否定されて、
②の可能性が高くなるからね。
タスティエーラを購入する人はサトノレーヴの結果は確認しておいた方がいいだろう。
◆まとめ
・プログノーシスが有馬に回されている
・プログ香港行かない宣言の時系列がおかしい
・リバティの香港参戦は天秋前から決まっていた
・天秋で負けたのにヴァーズではなくカップに出るリバティ
・「好走条件をスルーして凡走条件に出る」は自信の表れ
・中内田はロマンチックの強さを知っている
・勝算が高いからリバティをぶつけている
・サトノレーヴ×モレイラは変
・サトノレーヴが飛べばタスティが来る確率up
こんな感じかな。
プログノーシスを引っ込めてまで挑む1戦、、、
リバティ陣営は相当な覚悟で挑んでいるはず。
リバティアイランドが勝つ可能性は高いだろう。
6連勝中のロマンチックウォリアーを
3連敗中のリバティアイランドが倒す
そういうジャイアントキリングは個人的に大好きだ。
香港カップ、楽しみだな。