
手巻き寿司
手巻き寿司ですが、手で巻くから手巻き寿司と、なんの捻りもありません。
そもそも手を使わないで、どうやって寿司を巻くんですか。
足を使って巻けとでもいうのでしょうか。
足で巻いてる職人さんが水虫だったら誰が責任を取るというのか説明して下さい。
そんな事はどうでもいいのですが、木曜日は一家で墓参りに行ってきたのです、墓参り。
私も長男であり墓守の役目があるので、クソ暑い炎天下の墓場へ参って参ったのです。
最寄り駅からクソ暑い外へ出ると、まず現れるのがこのクソ坂ですよ。
クソ急角度なクソ坂の、更に上にあるのはクソ階段です。
どんだけ登らせれば気が済むのでしょうか。
この時点で気温は30度を超え、更に上昇中です。
そんな状態では熱中症になりかねないので嫁様に対し「ねっ、チューしよう?」と提案しましたが、屋外だったせいか蹴られただけで命に別状はありませんでした。
更に頂上へと行き着くと、そこは見渡す限りの墓場です。
どんだけ人が埋まってるのかと。
気を取り直してうちの墓へ花と線香を供え終える頃には、私の全身から謎の汁が噴き出して陸へと上がったカッパ状態でした。
ほうほうの体で墓場から逃げ出すと、たどり着いたのは駅に程近い一軒の洋食屋さんです。
墓場と公園くらいしか特筆すべき点のない駅なので、地元の人たちで賑わう昔ながらの洋食屋さんといった感じでしょうか。
そして珠の汗を拭いながら私が注文したのはポークカツレツ、他の連中は何の芸も無くハンバーグでした。
拭った先から珠も噴き上がりますが、待ち時間にはハンバーグの空気を抜くパンパン音も聞こえてくるので気分も禿げ上がります。
そして運ばれてきたのがこちらになります。
これにスープとドリンクが付いて1000円しないというのは、物凄くお値打ち至極なランチタイムです。
カツレツは厚みもあり、濃厚なデミグラスソースで頂くので流石に街の洋食屋さんという感じでした。
とんかつ屋の場合は切られた状態で運ばれてきますが、こちらの場合はフォークとナイフを使うので洋食感も倍率ドンさらに倍の篠沢教授に全部なウッシッシです。
大ぶりなハンバーグも嫁様から少しもらって食べましたが、ふわふわ食感でファミレスのゴムみたいなもんとは一味違います。
こんなに柔らかくしても良かったのか、と目からウロコのミツウロコでした。
次にハンバーグ作る時の参考にもなります。
やはり、チェーン店とは全く違う手作り感が良いですね。
食べ終えた頃には汗も引き、私も意気揚々と全員分の会計をポケットマネーから支払いました。
そんな洋食屋のルートワンさんは日本のサグラダファミリア100年経って一度も完成してない横浜駅から市営地下鉄で2つ目、三ツ沢上町駅1番出口の隣にあります。
まず利用する事が無いと思われる駅ですが、お立ち寄りの際は是非ご利用下さい。
以上、横浜のCMでした。
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