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石狩鍋



石狩鍋ですが、さすがは嫁様、主役の鮭が全く見えません。

石狩鍋といったら鮭の風味を味わうようなもんじゃないですか、サーモンのテイスティンみたいなもんじゃないですか。

これでは材料をケチったとしか思われません、貧乏なので鮭が買えなかったとしか考えてもらえません。


しかし、そうではないんです、ちゃんと底の方に鮭が鎮座ましましてございますんです、ケチってないんです。

そんな事は心底どうでも良いとして、今日はメチャメチャ寒いですよね。


今朝の横浜の今朝はマイナス3度ですってよ奥様。

これはバナナで釘が打てそうです、リンゴを囓ると歯茎から血が出そうです、私も年始から転んで顔面が血ダルマになりました。


そんで昨日も午後から一気に寒くなったじゃないですか、帰り道なんかも凍えるくらいだったんです。

しかも風が強かったんですよ。

道を歩いてるじゃないですか、前から突風が吹いてくるじゃないですか。


全然前に進まないんですよ。

実は物凄く向かい風に弱いんです、正面から吹きつける大荒れには華奢なんです、ウィークポイントはフロントからのバーストなんです。


これはですね、私の身体的特徴に起因するんですよ。

ほら、私って美肌の美脚で鳴らしているじゃないですか、ブイブイ言わせてるアリナミンじゃないですか。

しかし、これはパーツパーツを見ればというだけで、全体から見ると体型が変なんです、姿が妙なんです、ユニークなフォームなんです。


なにしろですね、体重の割に肩幅とかあるんですが、厚みが全然ないんですよ、横から見るとやたら貧相なんです。

でも横幅があるじゃないですか、これだとまともに正面からの風圧を受けるじゃないですか、体重が軽いもんだから突風に負けて前に進まないじゃないですか。


そのような事から付いた異名が段ボールとか発泡スチロールなのでした。



押すなよ!絶対に押すなよ!!