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醤油ラーメン
醤油ラーメンですが、焼豚は自作で済ませました。
【かながわ豆知識】
「水不足に対する神奈川の打たれ強さは異常」
夏が近付くと毎年のように水不足のニュースが巷へ流れますよね。
ここ関東地方でも空梅雨だった場合などに取水制限が出たりします。
しかし取水制限が発令された場合、関東地方1都6県で神奈川だけが除外されたりするのです、仲間外れになるのです、ハブられるのです。
これは他の1都5県は共通で水源にしている利根川水系が渇水すれば一蓮托生なのに対し、神奈川では相模川水系と酒匂川水系を独自に確保しているからです。
しかも、この二つの水系は、源流を除くと神奈川にしか通っていないので独占状態なのです。
更にいえば利根川水系は降水量に運命が左右される事に対し、神奈川の水源は富士山の雪解け水も混じっているので水量はほぼ一定しています。
加えて県内には相模湖、津久井湖、丹沢湖、そして平成13年に竣工した最終兵器である宮ヶ瀬湖と4つもの水瓶を確保しているのです。
何故このように神奈川が水源確保に必死となったのかというと、県の歴史が関係しています。
明治の開国後、神奈川は横浜港を中心とした貿易で発展しました。
当然、港には国内外の客船や貨物船が多数やって来る訳で、それぞれの船に大量の水を補給する必要があったのです。
つまり神奈川は県内で消費する水以外に、船舶へと供給する水も確保しなければならなかった訳ですね。
この山梨県道志村を源流とする横浜港の水は美味しくて不純物も少なく「赤道を超えても腐らない」と、海外の船員さんからも評判となりました。
ちなみに神奈川県内最大の湖は、言わずと知れた箱根の芦ノ湖です。
しかし複雑怪奇な理由で水を利用する権利は何故か静岡県にあるので、神奈川が勝手に芦ノ湖の水を使えないのは内緒です。
くわばらくわばら。
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