ペスカトーレ
ペスカトーレですが、なぜか角切りのベーコンが入っておりました。
さて、先日からアメリカ海軍とアイスクリーム製造機の関係を記事にしていたじゃないですか、だったら旧日本海軍は何を搭載していたのかという話になった訳じゃないですか。
これがですね、日本海軍の艦艇にはラムネ製造機が積んであったんです。
食べる方のラムネじゃないです、駄菓子屋さんとか縁日の出店なんかで飲む方のラムネですよ、語源がレモネードですよ。
なんかアイスクリームと比べて貧相な気もしますが、これがまた超を4つ付けても足りないくらいの超合理的なんです。
ところで、ラムネを瓶詰めする方法って知ってます?
ビー玉で栓がされてますけど、どうやって栓をするのか知ってます?
これがですね、ビー玉の入った瓶にラムネを入れるじゃないですか。
そうしたら天地を逆にひっくり返すんです、飲み口が底になって底が天井になるんです、天丼じゃないんです。
ビー玉ってラムネよりも比重があるんで底に沈んで行く訳じゃないですか、ひっくり返ってるから底は飲み口じゃないですか。
これで飲み口が塞がる訳ですよ、飲み口の内側には輪ゴムみたいな物も装着されてるからフタ状態になるんですよ。
更にですよ、ラムネには炭酸ガスが含まれてるんで瓶内にガスが発生する訳です、ビー玉に圧力がかかって飲み口を密閉するんです、ビー玉って丸いから何処に転がっても勝手にフタとなるんです。
そうなったら、またひっくり返すんですよ天地を逆にするんです、これで天井が底になって飲み口が天井になるんですよ、カズノコ天井じゃないんです。
これでどういう状態になったかというと、輪ゴムみたいなもんで圧着されてるからビー玉が落ちてこないんです。
付け加えると内部からガス圧もかかってるんで、大人の力でビー玉を落とそうとしても器具でも使わないとビー玉が落ちないんです。
そんな簡単な作業で、あの頑丈な栓がされる訳ですよ。
ちなみにですが、ラムネのビー玉って本来はエー玉という名前だと知ってます?
ビー玉じゃないって知ってます?
これ、ガラス玉の規格でラムネに使えるものをA玉、使えない二級品をオモチャ用にB玉と称したんですよ。
子供はそんなもん知らないから、駄菓子屋でも馴染みのあるビー玉として名前が定着したという訳です。
ビー玉の名前は他にも説はありますが、ラムネの瓶に入っているのはエー玉だったんですね。
ほら、ラムネのビー玉だけで500文字を軽く超えてしまったじゃないですか、本題にも全く触れていないじゃないですか、メインとなるトピックまでキープアウトじゃないですか。
という事で、今宵はここまでに致しとうござりまする。