七夕
本日7月7日は棚ボタじゃなかった七夕です。
古来より七夕は天の川によって隔てられた織姫と彦星が、年に一度だけ逢える日とされます。
織姫と彦星は仲が良すぎてイチャ付きがひどく、更には自らに課された職務を放棄してしまいました。
目のやり場に困った挙句に二人は仕事もしないとあって怒髪天を衝いた天の神様は、二人の間に天の川を建設し仲を引き裂いてしまったのです。
しかし、天の神様も川を作るとは大袈裟だったと思い直したのか、年に一度だけ逢う事を許されました。
その日が7月7日つまり本日、カササギが天の川を橋で繋ぐ事により二人は逢う事が出来るのです。
ただ七夕に雨が降った場合は天の川が氾濫を起こし、せっかくカササギさんが建築した橋が壊れてしまい二人は逢う事が出来なくなります。
雨が降っただけで壊れる橋など手抜き工事もいいところだと思いますが、毎年のように氾濫する天の川も相当なもんです。
21世紀にもなって堤防を作るという発想にはならないのでしょうか。
また、この棚ボタじゃなかった七夕に降る雨を催涙雨と言い、これは逢う事が出来なくなった二人の流す涙であるとされます。
ロマンティックな話だとは思いますが、よくよく考えてみると雨が降って逢えなくなる根本的な原因は織姫と彦星にあるという事になるので、もはや両名が何がやりたいのか意図が全く分かりません。
コイツらは逢えないという不幸なシチュエーションに酔いたいという、ただのメンヘラさんなのではないでしょうか。
そんな七夕ですが天空の夜空ではカササギさんであるデネブ、織姫であるベガと彦星であるアルタイルが輝き、夜なのにドロドロな昼ドラ化しているのです。
以上毎年恒例、noteでは4回目の棚ボタじゃなかった七夕にまつわるネタでした。
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