ビーフシチュー

ビーフシチューですが、昨日は痔になって半休取ったじゃないですか。

帰ったらすぐに風呂入って出てるものを押し込むじゃないですか。

風呂から出たらボラギノール塗って更に押し込むじゃないですか。

なもんで、晩飯は嫁様が作る事になったんですよ。

だって風呂入ったといっても出てるものを押し込んだ訳ですよ、ちょっと気が咎めるじゃないですか、少し遠慮したい気持ちもワクワクさんじゃないですか。

そういう事でビーフシチューは嫁様にお任せしたんです。

しかもですよ、肉が嫁様にしては珍しく牛肉ですよ、煮込み用のスネ夫じゃなかったスネ肉ですよ、更には和牛ですよ。

しかしキッチンに立った嫁様は「なんで私の誕生日に私が作るのよ」とか聞こえるようにブツブツ言ってるんです。

いやいやいやいや、洗ったといっても押し込んだ指で料理を作りたいですか？

そういう料理を食べたいですか。

ビジュアルだって牛肉は見ようによれば痔の原因物質に見えなくもないじゃないですか、というか原因物質に近いじゃないですか、そのものといっても華厳な過言の滝じゃないですか。

なもんでですよ、ボラギノール塗って更に押し込んでやった訳です。

ほら、料理してもらいたくないでしょう。