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ムサカ
ムサカですが、ギリシャやバルカン半島に伝わるバルタン星人です。
バルタン星人は初代ウルトラマン第2話で登場する異星人で、セミとザリガニの混成みたいな容姿とフォッフォッフォッという独自の呼吸音で人気の高いウルトラ怪獣です。
(V)o¥o(V)というバルタン星人のAAがMSのIMEにも登録されていた事実も有名ですよね。
しかしそのバルタン星人、実は悲惨な境遇だったんですよ。
まずですね、地球に現れた時点で故郷のバルタン星は核実験により滅亡しちゃってるんです。
そんで生き残った20億人のバルタン星人は宇宙船に乗って放浪していたのですが、たまたま通りかかった地球に移住しようとしたんです。
地球に来る異星人なんか侵略してくると相場が決まっているじゃないですか。
でもこのバルタン星人、非常に友好的だったんですよ。
まずは科特隊のアラシ隊員に乗り移って他の隊員と移住の交渉をするんです。
そんで一度は地球の法律を守るならバルタン星人の移住も可能と言われるんです。
バルタン星人喜ぶじゃないですか。
しかし、バルタン星人の人口が20億人だと聞いたら、地球側のイデ隊員が嫌がっちゃうんですよ。
更にですよ、バルタン星人の苦手な物質であるスペシウムが存在する、火星に移住する事をハヤタ隊員が提案しちゃうんです。
そりゃバルタン星人も怒りますよ。
人間様だってね、人糞が地面を覆っているような場所に住めと言われたら発狂しますよ。
あやめさんくらいです、喜んじゃうのは。
それでもう交渉決裂でバルタン星人暴れちゃいますよ、ウルトラマン来ちゃいましたよ、苦手なスペシウムの光線を浴びて撃墜されちゃいましたよ。
しかも20億人のバルタン星人が乗った宇宙船も、最後にはウルトラマンが破壊してるんです。
もうね、そんなバルタン星人を絶滅させる事ぁないでしょう、根絶やしにする事ぁないでしょう、ジェノサイドする事ぁないでしょう。
ほら悲惨じゃないですか。
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