プロが教える「家二郎」のつくり方
どうも。ラーメンろたす代表のge-cこと高梨しげかず38歳です。
今回のnoteはおうちで簡単につくれる二郎系ラーメン、通称「家二郎」のレシピを公開させていただきます。
通常、一からラーメンをつくるとスープを何時間も炊いたりしてめちゃくちゃ時間が掛かるのですが、今回はトータル1時間ちょっとで本格的な二郎系ラーメンが味わえるレシピになっています。では、さっそくつくっていきましょう。
〈スープ〉のつくり方
材料(約5人前)
水…3700cc
豚バラブロック…500g
背脂…400g
手羽元…3本
モミジ…3本
ニンニク…1個
青ネギ…50g
出来高 約1500cc
①鍋に全ての材料を入れます。
②強火で火にかけ沸騰したら、中火で40分煮ます。
~ワンポイント~
アクはとりません。アクも旨みという考え方です。蓋をすると乳化が早まります。蓋、重要です。手羽元は濃厚な肉の旨みがでて、モミジは乳化を促進します。青ネギは旨みの相乗効果、ニンニクはスープにパンチをだします。
スープを40分煮てる間に、チャーシューとラーメンのタレをつくります。
〈チャーシューのタレ〉のつくり方
材料
青ネギ…30g
しょうが…20g
にんにく…2片
しょうゆ…1ℓ
水…650㏄
みりん…150㏄
酒…50cc
砂糖…25g
①しょうがは薄切りにします。
②鍋に全ての材料を入れ、かき混ぜながら火にかけます。
③ 沸騰したら火を止めて完成です。
〈ラーメンタレ〉のつくり方
材料(約8人前)
キッコーマン徳用…300cc
ほんてり…100㏄
砂糖…33g
食塩…33g
味の素…40g
刻みニンニク…30g
①材料を全て鍋に入れ、まぜてから火にかけます。
②沸騰したら火を止めます。温度計があれば62℃で火を止めます
③ニンニクをこして完成です。
~ワンポイント~
粉類が底であたって焦げ付かないようにホイッパーでまぜてから火にかけます。
62℃が粉類が溶ける温度です。
火を止める温度が低いほど、醤油の香りが立った醤油感が強いタレに仕上がります。
こしたニンニクは醤油漬けニンニクとしてラーメンのトッピングになります。
40分経ったら、スープから豚バラブロックを取り出します。
豚バラブロックをチャーシュータレに入れ、弱火で25分煮て、チャーシューの完成です。
☝︎めっちゃ美味しそうですね!
〈スープ〉の仕上げ
①豚バラブロックを取り出したスープの中を木ベラなどでまぜます。スープをまぜることで乳化を促進させ濃厚なスープになります。
②60分経ったら、背脂だけ取り出します。
③ こして、スープの完成です。
④背脂をホイッパーでまぜながらつぶして適当な大きさにします。
さぁ、いよいよ、家二郎をつくります!
〈家二郎〉のつくり方
材料(1人前)
麺…1人分
ラーメンタレ…50㏄
背脂…80㏄
スープ…270㏄
チャーシュー…適量
モヤシ…約250g
キャベツ…約30g
刻みニンニク…お好みで
~ワンポイント~
ご家庭でやる場合の麺は、市販の麺だと二郎らしさがでないので、生パスタの「リングイネ」が1番二郎系らしいゴワゴワ硬い麺になってオススメです。乾麺ではなくて、生パスタです。
①モヤシとキャベツを10秒茹でます。
②丼にラーメンタレ、背脂をいれます。
③スープに火をかけます。
④沸騰した湯に麺を入れます。
⑤丼にスープを注ぎます。
⑥茹であがった麺を湯切りして丼に入れます。
⑦モヤシ、キャベツ、チャーシュー、お好みでニンニクを盛って完成です。
これ、本当に美味しいです。家でこのクオリティのラーメンが食べれたら、うれしいと思います。ぜひ、みなさん、トライしてみてください!
☝︎あ、ろたすではオンラインショップもやっています。ろたすの二郎系ラーメン〈豚そば〉も販売中で~す。