まともじゃないのは君も一緒
はい!観てきました!
「まともじゃないのは君も一緒」
本日!2021.3.19公開しました〜🎉🎉🎉
私、珍しくテンションが上がっております。 ずっと楽しみにしてきたので……!
ムビチケと特典トートバッグを持って映画館へ 一直線しました。……シタタタッ ヘ(*¨)ノ
この映画は、成田凌×清原果耶のW主演の恋愛コメディ映画です。
あ、「恋愛コメディ映画」と聞いて「(恋愛系はちょっとな……)」って思いました?
違うんですよ。全然普通の恋愛映画じゃないんですよ。恋愛映画が苦手な私が爆笑しながら、そして考えさせられた映画なんですよ。 映画館苦手だなぁとか行けないって方 この映画にはノベライズ本があります。 ノベライズ本読んでから映画を観に行きましたが内容は全く同じでしたので是非📖
あらすじ的にはこんな感じです。↓
数学しか考えてない、普通を知らない予備校の数学教師「大野康臣」が恋愛経験ゼロで、普通を知ったかぶりしている女子高生「秋本香住」に「普通を教えて欲しい」と懇願するお話。
ここからネタバレあります!注意!!!!
大野は「先生の事が好きなんです」と告白してくる予備校生徒に 「それ、定量的に言ってくれるかな?」って言うんですよ(爆笑)
「こんなんじゃ先生、一生結婚なんて出来ないよ」と言う秋本は、「未来の子供達は今とは本質的に違う時代を生きる」と唱える大手おもちゃメーカー社長「宮本功」が好き憧れているんです。
普通に結婚願望がある大野は、生徒からご飯を誘われた時、「どんな店に行ったら良いか」を秋本に聞きに行ったり(聞きに行くなよ…って笑った←) 「ショートメールするから電話番号教えて。携帯電話持ってる?」と聞く秋本に「今どき携帯電話持ってない人なんて居ないよ」と笑うんです。何だこの大野。面白過ぎるんですけど(爆笑)
そんな大野に「普通な恋愛」を指南するべく、恋愛経験ゼロの秋本は社長の宮本の婚約者「戸川美奈子」をターゲットにします。何故かというと、秋本は「あの女は宮本さんを全く分かってない。私の方が分かってる。」って自分に自信があるんですよ。あの二人を別れさせる為、そして大野に「普通の恋愛」を指南する為に「戸川美奈子」をターゲットにしたわけです。
最初はグダグダでしたが大野が理解し始めた辺りから結構すんなり作戦が遂行されてくわけです。戸川さんと話していると内容が気にならない。 面白いと言って本当に良い雰囲気になります。 その度に秋本はモヤついてくんですよ。 これが、恋心とは気付きません。後に知ります。
そして、大野の戸川への作戦が失敗しろと思い始めるんです。でもその横で作戦はどんどん遂行されて2人は良い雰囲気になるんですよ。
その裏で、秋本に宮本から1本の電話が。 待ち合わせ場所に来た宮本は変装をしていて「ゆっくり話せる場所に行こう」と誘ってラ〇ホへ。
まぁ…そういう事ですよね。 まともそうに見えて全然まともじゃないんです。そんな中、秋本は戸川と一緒にいる大野に現在地を送って戸川とここに来るよう仕向けます。
秋本の作戦のラ〇ホから出てくる宮本と大野と歩く戸川を鉢合わせさせることに成功します。 宮本は大野の腕を引き、ラ〇ホの中へ駆け逃げ 宮本はそれを追いかけ、秋本は帰路につきます。
翌日、予備校で大野と秋本。 大野は「あの日、ラ〇ホで何してたの?」と秋本に問います。「わかんないの?」と答える秋本。
大野は「何故、宮本と君があそこに行くことになったのか、そしてなぜあの二人を鉢合わせたか」を問います。
勿論、「鉢合わせさせて、宮本と戸川を別れさせる為」というのは大野も分かっています。「成功したね、わーい」と秋本は呟きます。
「でも別れさせるのは無理だってわかった」と、とある記事を大野に見せます。それは、前日行われた子育て支援イベントで仲良さそうに寄り添っている写真が添付されていました。
「え、これが……普通なの?」と大野。 「……そうなんじゃない?」と秋本。
宮本の事が好きだと知っている大野は、秋本と宮本が関係を持ったと勘違いしたまま、「君は宮本を許せるのか」と問いた後、中略しますが
「僕は許せない。君と寝たのに平気な顔して婚約者の所に戻るのが普通?!そんなの全然普通じゃない!君もなんでそんな平気な顔をするんだ?!もっと怒れ、こんな男を許して良いのか?! この写真見て君はどう思った?!……僕は君を傷つけたこんな男を絶対に許せない。 君の言う普通は、何かを諦める為の口実なのか?!普通を何故自分で決めないんだ?!普通なんかどうでも良い、そんなものに縛られる必要なんて全く無いんだよ」
と秋本に叫び伝えます。秋本は泣きそうな顔で 大野を見つめます。
ちなみに私もこのシーンで泣きかけました。 てか泣きました。良かった、周り誰もいなくて。「普通」を気にし過ぎて、1番「普通」に囚われているんですよね……これは普通を気にせず生きてきた大野だからこそ言える言葉なんですよ……泣きそう。こんな大人が居たら…と思ってしまった。
ま、この映画が何を言いたいかというと、多分、「みんな、まともに見えてまともじゃないよ」って事なんだと思うんですよ。私的には。
人によって「普通」は違うんですよ。 まともじゃなくても良いよと言われた気がする。
だからタイトルが「まともじゃないのは君も一緒」なんだと思いました。
ここからは本当に私のただの感想なんですけど 宮本功 役の小泉孝太郎さんの演技が、分かる人いるかな…「警視庁ゼロ係」っていうドラマの小早川のあの空気を読めない風変わりの刑事そのもので それが脳裏に横切って笑っちゃうんですよ(失礼) あの演技で宮本を演じられると笑っちゃって堪えるのに必死だったっていう失礼話です。
あとは成田凌の不気味な引き笑い「ふひ、ふひ、ひひひ、ひ、ひ、」って笑うところと、ロボットのような人間から人間らしくなっていくさまは、めちゃくちゃ見どころだなと思ったんですよ…
あと清原果耶ちゃんめちゃかわですね…… 喜怒哀楽が顔に出てて凄いんですよね……自然体なんですよ。「デイアンドナイト」という映画で清原果耶ちゃんを知ったんですけどこの女優さんめちゃくちゃ良い演技するんです。好きな女優さんです。
エンディングはTHE CHARM PARKさんがこの映画のために書き下ろした
「君と僕のうた」という曲です。
「僕らは旅の途中さ」という歌詞から始まる。
映画を観た後に聞くと観た前より(あぁ〜なるほどなぁ)と分かります。良い曲です。
今日公開したんで1ヶ月は映画館でやってるはずです本当に観て……本当に観て……オススメ………
この期間は「まともじゃないのは君も一緒」の亡霊になっているだろう自分は。
(ミロ、ミロ…まときみヲミロ…オススメダゾ…) って囁き続ける亡霊。👻
よくある恋愛映画では無いことは分かってくれましたかね。全年齢対象の健康的な上品で繊細な、まともじゃない恋愛映画です。
まじで観て……私もう1回観に行く……
それでは……ミロ、まときみヲミロ……笑