空写真

ネットは、衆人環視の場。

わたしも、趣味のための青い鳥SNSアカウントを持っています。
ただ、趣味の同志さんに、お若い人が多い所為でしょうか。腐向けの二次創作のきわどい漫画投稿や、ぎりぎりエロっぽい動画や画像が、偶にRTで流れてきたりします。

別に、その人がそういうものをお好きなのは個人の自由ですし、良いと思います。わたしはAロマンスAセクシャルなので正直、実感もないですし、理解もできませんが、思春期はそういった性的なものに関心が高まる時期だとも聞いています。なので、正常な発育段階なのだろうと思いはします。

思いはするんですが、見たくないものを見せられるのは、苦痛です。

RTで流して来られる方は、かなりお若い学生さんではないかと推測しています。中学・高校生くらいでしょうか? 18禁という言葉は何処へ消えたのかと思うくらい、流れてくるものは、わたしには過激に見えます。ただ、わたしも、好きでないものは成るべくスルーするようにしているので、じっくり見たわけでは無いのですが。

BLというジャンルがどんなものかは全くわかりませんが、ざっと見た感じ、攻めキャラが受けキャラを色々なシチュエーションでレイプしているように見えますし、受けキャラはそれを悦んでいるかのように描写されているように見受けます。セクシャルファンタジーのジャンルとしてはありなのでしょう。でも実際は、同性異性に関わらず、レイプされて悦ぶ人はいないと思います。実際に性的DV経験があるので、わたしはその「作り話」に嫌悪感を抱いてしまいます。BLお好きな方はお好きでいいと思いますが、わたしはダメ、無理、というお話です。(本来のBLがどういうものか理解していないので、誤解があるかもしれません。ご注意ください)

で、こういうジャンルのものを、画像の一部だけ切り抜いて、肝心の部分は隠れているからと、RTもしくはご自分のオープンアカウントで流すというのは、ネットに繋げられるあらゆる人に見られてもいいという判断だと思うのですが、本当にそうなのかと考えてしまいます。ネットは、タイトルにも書きましたが、衆人環視の公共の場なのです。わたしのように拒絶反応を感じる人もいれば、喜ぶ人もいるでしょう。わたしとしては、個人の性癖に文句をつける気はないけれど、流す場を考えて欲しいと思ってしまいます。

勿論、特定のかたのRTをミュートする機能などがあることも知っています。ただ、それをしてしまうと、本来の趣味同志としての(わたしにとって興味のある)RTまで見られなくなってしまうのです。センシティヴフィルターも同様の理由で使えません。システム的な自衛手段が無いのです。
結局、見ないように視線をそらして画面をスクロールするしか方法が無いのです。直接メッセージなどでRTについてお願いすることも考えましたが、一部の複数人で盛り上がっている状態ですので、それもしづらいです。

最終的には、わたしが我慢すればいいのではないのかな、と思ってしまうのです。わたしがマイノリティだから、余計な体験をしたから、過剰反応しているのかもしれない、と自分に言い聞かせて、耐えています。
でも同時に、若い人のセクシャルファンタジーについて、「現実と虚構の区別、ついているよね?」「誰が見ても、もしトラブルがあっても、責任とれるんだよね?」と不安になることも、正直あるのです。

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