ひとはいびつな多面体

なのではないかな、と思っています。どこか出っ張っているところがあって、どこかへこんでいるところがあって、それが自然なカタチなのかな、って思います。

拾った石とかも、つるつるな面とごつごつな面があったりして、綺麗に整ったカタチをしているものは、本当に少ないように思います。

でも、何故か、ほかのひとの、つるつるで出っ張った綺麗な面が強調されて見えてしまって、自分については、ごつごつしたへこんだ面しか目に入らないのが、普通なのかもしれません。

どんなに綺麗なカタチに見えるひとにも、いびつな面はあって、どんなにみっともなく思えても、自分にも、ほかのひとから見て綺麗だなと思える面があるんじゃないかな、ってわたしは思います。

だから、ひとと自分を、誰かと誰かを、比較しなくてもいいんじゃないかな、と思うのです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?