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【シャニマス】有栖川夏葉の歌声が最高な件について
先日の芹沢あさひ記事がまあまあ好評だったので、引き続きシャニマス(シャニソン)の歌について書いていきます。どうも、筆者の賀茂茄子です。
学マス記事もよろしく↓
https://note.com/rosy_tulip7736/n/n8a52b3845ffc
さてさて、前置きは今回は短めにして、さっそく有栖川夏葉(CV.涼本あきほさん)について語っていきます。
※以下涼本さんと表記します。
前置き
今回取り上げる曲は、全体曲の「星の声」になります。で、例のごとく権利が怪しいものしかなかったので、自己責任で検索して下さい。
これ、ソロ歌唱のCD売ってないんか?国家の損失レベルやぞ。
個人的に、シャニで一番好みの歌声かもしれん・・・。
声が透き通っていて、力強い
涼本さんの声を聴き、凄まじく耳に心地よい音声をしているなー、という印象を筆者は感じました。
比喩表現を使うとすれば、凄まじく透き通った水が、静かに力強く湧き出すような声、と言った所でしょうか。
まず曲の入りのここ
散りばめられた星の光が 静かな夜に煌き出した
それは呼び合うように
歌を歌う時、最初の声の入りが難しいと一般的に言われています。歌い始めの喉全体の筋肉の立ち上がりが甘いと、不規則に震えた声が発せられるからです。ただ涼本さんの声はそんなことはなく、しっかりと厚みがあります。
そして注目なのが、上記の歌詞で太字にした所。声の厚みをわざと消し、低音ファルセット表現を実施しています。そしてそのファルセットが、響きとボリュームを持ちながら、次の歌詞に流れるようにつながっています。
この表現は本当に素晴らしい。この曲はAメロから落ち着いた形で入り、サビで一気に盛り上げる曲の典型です。涼本さんの歌声は、Aメロの歌い方として完璧です。
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声に躍動感がある
次にBメロのここ
それぞれの色をした 星が巡り合って 生まれるんだ
どんな暗闇でも 照らせる耀きが
こちらJ-POPの名曲でよく使われる、サビ前の音の上昇です。ここでの音質が、涼本さんは素晴らしいです。声は相変わらず厚いですが、少し倍音?を減らして、声の芯を良く聞こえるように発声しています。※学マスで例を出すと、千奈の発声っぽいと言えばいいでしょうか。
それによって声が良い意味で少し軽くなり、耳にすっと入って来るようになっていますね。歌詞の通り、暗闇を照らしてくれそうな印象を与えていると私は思います。
これわざと表現してたら天才やぞ。
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高音でも声が厚く、広がりがある
そしてサビです
さぁ旅立とう 虹の先へ 真っ白な地図を広げて
まだ知らない 笑顔を探しに行こう
本当に上手い。どうしてこの声がツイッターで話題になっていないのかわかりません。
まず太字の箇所は地声の最高音域に近い箇所ですが、音に厚みがあります。また喉締め音声で無く、声に芯がありますが、その周りをファルセット成分が心地よく纏っています。それによって勢いがあって芯があるけど耳が痛くならない発声を実現できていますね。
でまあ先ほども言ったのですが、凄まじくきれいな水が、力強く湧き出ているに聞こえます。奇跡のような声だあ・・・。
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個人的に心配な事
さて、今回も僭越ながら、個人的に一か所だけ惜しいな~と思ったところを話します。
重箱の隅をつつくようですが、本当に、本当に微量ですが。高音域でさらに音が上がったり、オクターブ上げ表現が出る所で、声に溜めを感じます。
例えばサビのここ↓
真っ白な地図を広げて
笑顔をさがしに行こう
この場所から
特に「タ行」と「カ行」の、喉奥や舌で叩いて発声する子音の際、高音になると音のつながりが切れ、その後ポンっと声が出ています。
その発声自体は不快ではないのですが、この歌詞とメロディなら繋げた方が、より素晴らしくなると個人的に感じます。
まあこの要求は高難易度過ぎるような気がしますけどね・・・。
というよりこれくらいしか指摘するところが無いとも言う。
終わりに
シャニの記事が続いたので、次は学マス記事を書きたいと思います。どうしようかな・・・広、莉波について書こうかしら。
ではこの辺で。