【シャニマス_CoMETIK】コメティック3人の歌唱力について
ついに学マスの記事より、シャニの方が記事が多くなってしまいました。筆者の賀茂茄子です。※だって現状シャニの方が人数多いんだもん・・・。
学マスもよろしく↓
で今回の記事は、シャニマス/ソンのコメティックの「斑鳩ルカ(CV.川口莉奈さん)」「鈴木羽那(CV.三川華月さん)」「郁田はるき(小澤麗那さん)」3人の歌唱力について語ります。
初めに
今回は「無自覚アプリオリ(以下アプリオリ)」をベースに語ります。で、この曲をこの3人に歌わせた音楽プロデューサー、かなりセンスが良いと個人的に思います。各人の声の特徴を把握して、全体の調和を慎重に模索した形跡が見えますね。※細かくは後述します。
斑鳩ルカ(CV.川口莉奈さん)
まずセンターのルカです。ま~上手いですね。シャニの中で少なくとも5本の指に入ると思います。
元々ライバルアイドルポジションだったためか、アイドルとしては異質な、中音~高音にかけてのノイズの入った発声表現があります。(上記動画の1:00~の「どおすりゃ良いんだ」など)
で、このノイズが凄くかっこいいワケなんですが、この声は、キレイな発声から派生したものになっています。以下の動画の1:56~の「星の夜に手を伸ばした~」を聞いてみて下さい。高音域であるにも関わらず、芯があるのに滑らかな発声ができています。
この美しい発声ベースがあるからこそ、歪んだ発声でも耳に心地よく聞こえてくるわけですね。ここが本当に素晴らしいと思います。
また中音域から高音域が良いです。アプリオリの0:20~「夢を見せる~」が、すごく開いた、全体に飛んでいく声になっています。これ凄いっすね。ここまで聞いてて気持ちの良い高音は貴重だと思います。
また「芯をある声」や「若干芯を抜いたファルセット交じりの声」など、細かく声の印象を変更することが出来ています。ここら辺、学マスの手毬を彷彿とさせますね。
いや~、これは完成度高いですねえ。運営は良くこんな逸材見つけて来たな。
個人的に心配な事
さあ私の歌記事恒例となりました、個人的に、ほんと個人的に、ここ惜しいなーって点を述べるコーナーです。(寛容な心で読んで頂けますと助かります。いいとこばっかり述べると、信者記事になっちゃうので・・・。)
えっとですね、単純に低音域が苦手なんじゃないかなと思いますね。先ほど貼った「星の声」のAメロ、0:20~0:40あたりは低音で静かに流れるように歌う必要がありますが、ここがかなり苦しそうかなと。
ただこれ仕方ない気もするんですよ。中の人(川口さん)、地声が高いんす。声って上に伸ばすことは比較的容易なんですが、下に伸ばすのは持って生まれた声帯の作りにかなり依存しますから。
まあでもあれですね、可能なら3音くらい下の声がはっきり発声できるようになって欲しいとは思いますね。そうしたらもう完璧です。ロック系の曲歌わせたら、無敵になると思います。
↑初め聞いたとき「!?」と思ったけど、もう一度歌を聴いたら納得しました。歌声成分が話し声にも混ざってます。
鈴木羽那(CV.三川華月さん)
童貞を〇すために生まれたんだろうか。
さて、お次は羽那について語ります。コメティックでの役割は明確です。それは「全体の調和」と「低音」です。コメティックの楽曲を歌う上で、欠かせないポジションかと思います。
「星の声」のソロを取り上げて、述べていきます。まず声の特徴として、声がとても澄んでいます。声に芯はありますが、周辺をファルセット成分で覆っており、かつ倍音が少なめのため、耳に心地よく入ってくる声かと思います。
ルカの声は爆裂に上手いですが、ロック調で少し重たい印象を聴衆に与えます。羽那の声はその重たい印象をリセットするのに最適かと私は考えます。
そして声が正統派で、良い意味で癖がないため、どのアイドルと混ぜても違和感がない歌声になっていると私は思います。グループ曲を歌う時、必ずいて欲しい存在ですね。
次に低音です。声が澄んでいるからわかりにくいですが、抜群に上手いです。以下の動画の0:20~0:40の安定感が素晴らしい。声が消え入ったり、潰れてしまったりしていません。女性でこの音域を安定して歌えるって、すごく武器になると思います。
↑ちなみに星の声を良く取り上げるのは、音域が広く、音のふり幅も多く、テンポの移動も激しい、歌唱における全ての要素が取り入れられた曲だからです。この曲を上手に歌えたら、ほとんどの曲を歌えると筆者は考えます。
次に中音です。ルカとは別ベクトルで上手いです。以下アプリオリの0:30からの「いっちょまえに大声で~」での箇所、低音にあったファルセットを減らして芯がある声を前に出し、めっちゃくちゃ聞こえやすくてカッコいい発声が実現できています。
全体として、ルカの声の弱点を見事に補い、その上で自分の色を出せています。再度言いますが、このチームの音楽プロデューサー、本当にセンスが良いと思います。
個人的に心配な事
さあでは、個人的に、ほんと個人的に、ここ惜しいなーって点を述べるコーナーです。
えっとですね。ルカの逆です。高音域の発声がちょっと苦手なんじゃないかなと、個人的に思います。
星の声で言うと「さあたび立とう」「新たなそら」「手を伸ばした」など、全ての高音でそうなっているわけではありませんが、喉締め特有のノイズが少し混じって聞こえます。
ここを改善したら、全ての人間を感動させる声になると思います。この世のオタク男性を全て狂わせていけ?
郁田はるき(小澤麗那さん)
ゆるふわ童顔巨乳って最高だよn
さて、最後は はるきについて語ります。コメティックでの役割は、「アイドル要素」と「高速ラップ」です。こちらもコメティックの楽曲に、欠かせない要素かと思います。
まずアプリオリの0:56~「多様性出せ?でも列乱しちゃダメ?」の箇所。もうね、めっちゃくちゃ可愛いですよね。
そもそもシャニマスってアイドルゲームじゃないですか。ルカの声はかっこいいですが、アイドルっぽさは正直薄い。羽那の声もアイドルってよりも、アニメのメインヒロインみたいな声に私は聞こえます。
だからこそ、はるきの声が光ります。この声が入ることによって、一気にアイドル曲として成立するようになっています。この若干舐めてるような、ふざけてるような声。いやーほんと良いわ。
次に高速ラップについて。こちら以下の「くだらないや」の出だしを聞いてみて下さい。初見の時驚きました。いやいや語句詰め込み過ぎでしょ。よく歌えるなマジで。
ちなみに3人それぞれソロバージョンを聴き比べてみましたが、はるきのラップが一番歯切れが良いと思いました。なんというか、テンポが心地よいんですよね。ちょっと言語化しにくいけど、ここは はるきの声じゃないとダメだと思います。
個人的に心配な事
えっとですね。はるきに関しては、ここについてあまり触れません。まあ以下の動画で察してください。
でも一つ言いたいのは、はるきの声はコメティックに絶対必要だということです。これだけははっきりと真実を伝えたかった。
終わりに
いやー、ほんとに奇跡のようなバランスで成り立ってるチームですね。まじで音楽プロデューサー凄いわ。
では本日はこの辺で。