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岐阜に行ったら絶対に食べるべきもの1選
岐阜県。本州の中央に位置し、新幹線も通過(笑)する東海3県の1員。
岐阜城や下呂温泉、飛騨高山など、比較的名古屋からのアクセスが良好な、観光が盛んな県です。
では皆さんに一つ質問を。岐阜の名物料理と聞いて、一体何を思い浮かべますでしょうか。
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飛騨牛、鶏ちゃん、五平餅、朴葉味噌、アユ...。
岐阜県名物と検索すると、大体のまとめサイトでこれらが上がってきます。googleのサジェストでも、食べ物関連でこれらがくっついてきます。
まあこれらも確かに美味しいです。ただ私から言わせてもらうと、
観光客向けの料理
の域を「一切」超えていません。正直感動するほど上手いか?と言われると、首が180°曲がります。飛騨牛ちょっと脂っこいんよねえ・・・。
そんなことより、岐阜に来たら絶対に食べるべきものが存在します。これを食べずに岐阜から帰るなんて、マジで人生損してます。
というわけで今回は…
![](https://assets.st-note.com/img/1726404529-UjMxZRWYQvzhNB4KGgO2CT1A.png?width=1200)
岐阜のうなぎ
について語ろうと思います。
今回ご紹介するお店
今回取り上げますお店は、岐阜県関市にあります「うなぎ しげ吉(しげよし)」さんになります。
関市は昔から刀鍛冶が有名で、現在はその技術を応用した包丁などの生産が盛んな街になります。岐阜駅からはちょっと遠めの市になりますね。
※今回は取り上げませんが、ふるさと納税の返礼品で結構良い刃物がもらえるのでお勧めです。
ただし重要なのは、この店だけが超絶美味しいわけではございません。
岐阜のうなぎの凄い所は、岐阜市周辺に激ウマのうなぎ店が多数存在している所にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1726398115-VhqkwymuNBLf2R0MzEFi5Tlg.png?width=1200)
何がどう美味いのか
以下の写真が、今回頂いたうな丼セット(上)。右上は鯉のあらい、右下はうなぎの肝吸いになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1726398853-TN3ilI2CwRrDtLQkfvFnx9qu.jpg?width=1200)
まあ以下で解説しますけどね。
マジで四の五の言わず一回食って見てください。
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まずうなぎを食べた瞬間、外がカリっと、中がふわっとした食感がやってきます。それと同時にうなぎ自身が持つ脂が甘辛のたれと混ざって舌に触れ、そして炭火焼の香ばしい匂いが鼻を通り抜けていきます。
もうね、食った瞬間
美味い
という言葉が漏れます。少なくとも私は声が出ました。
岐阜のうなぎの最たる特徴は、炭火で外側をパリッパリになるまで焼き上げる所にあります。加えて焼き上げても中身が焦げ付かないように、脂が多く柔らかいうなぎを使用します。
こうすることで、外と内側で食感の違いを出しつつ、炭火の良い香りとうなぎの脂を楽しめます。
ネット含めて「うなぎは たれが美味しいだけだ」と言う人が居ますが、そういう人ほど岐阜に来て欲しいです。ウナギの身が本来持つ脂の美味しさを体験して欲しい。
そして重要なのが、少し固めに炊き上げた米です。水分量を少なめに炊き上げるとタレが米に染み込みやすくなり、米から出る水分が少ないためうなぎがパリパリの状態を維持しやすくなるんですね。
そしてこの米が美味いんだこれが
この組み合わせが世界で一番美味い物体なんじゃないだろうか。
そして実は重要なポジションである肝吸い。
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こちら味付けは店によって味が多少異なりますが、薄く作っている所ほど名店だと私は考えます。
なぜならうなぎ丼自体の味が濃いので、ずっと食べているとどうしても飽きが来てしまいます。それをこの肝吸いでリセットするわけですね。当然しげ吉さんの肝吸いは薄目に作られています。
ちなみに薄いと言っても、塩分濃度が低いだけ。出汁はしっかり取ってあるので、そこは安心して下さい。
気になるお値段は?
さて、気になるお値段の話。しげ吉さんのメニュー表は、以下のようになります。
ブログ管理人はうなぎを何店舗か食べているので、まあこんなものだよねという感想ですが、どうでしょうか。人によっては高い、と感じてしまうかもしれませんね。
※ちなみに「うな丼」と「うな重」の違いは、基本的に容器の形状のみ。「並」、「上」、「特上」の違いは、基本的にうなぎの量のみです。味に大した違いはないことを知っておくと、メニュー選びの時に便利。
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でも安心して下さい。先ほど述べたように
個人的に、岐阜県庁前がおすすめスポットです。リーマンが食べやすいように、比較的リーズナブルなお値段でうなぎを楽しめます。ちなみにですが、
ひつまぶしは絶対に食べないで下さい。
この料理、調理の過程で余ったうなぎの破片を、比較的美味しく食べるために生まれたものですので。うな丼とかうな重に勝てる要素無いっす。
①うなぎの与助 岐阜市役所前(最安1200円)
※正確に言うと愛知県発祥の店ですが、びっくりするくらいお安い。味もかなり美味しい。どうやってこの値段で商売で来てるんだろう・・・。
②なまずや 県庁前店(最安2400円)
※コスパを考えると、かなりの良店。ちなみに地域密着のチェーン店です。
終わりに
これにて記事を締めたいと思います。
というか岐阜のうなぎが検索サジェストに出にくいの、マジで何とかした方が良いと思う。
後うなぎを名物に上げていないアフィ目的丸出しのサイト、丸ごと潰れてくれないかな(私怨)。
以上です。