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【シャニソン1周年曲/C'mon! Join Us】限定歌い分けをフル活用してみよう

どうも、筆者の賀茂茄子です。

なんか前回の記事が、某声優様のチョクメ?ってやつで遠回しに触れられたそうで。私が観測する限りでは好意的な捉えられ方をして頂いたので、ほっとしている所でございます。

またあの記事が伸びたのは私の実力ではなく、某声優様のおかげである事を肝に銘じて、これからも記事を書いていく所存です。


さてさて、シャニソン1周年おめでとうございます。そんなことを言っている私は、3週間前くらいからシャニソンをプレイし出した新参も新参なんですけどね。

そんなことは置いといて、本日は1周年記念ソングである新規曲、「C'mon! Join Us」の編成について語ります。


歌詞割り振り

まだ何処にも落ちてないから、MVから全部拾ったわ・・・誰か褒めて欲しい。 英語歌詞多すぎてめっちゃダルかった。

※割り振りめっちゃ細かいっすねこの曲。間違ってたらごめんなさい・・・。

~イントロ~
(センター)Uh Year
(センター)O-Oh みんな集まれ!
(センター)C'mon
(センター以外)Join Us

(斉唱)Dance一緒に踊ろうよ Wow-Wow
(斉唱)Dance メロディ口ずさみ(Year-Year)
(斉唱)Danceもっと 輝いて A-Ah
(斉唱)始めよう!(Hyuuuuu)

~Aメロ~
(センター)Here we go
(左4)(左5)リズムとSession
(左1)(左2)(左5)アガがるよTension
(左1)(左2)ようこそここはパラダイス
 ※左5の口は動いているが、音声は無いと思われる。
  その他の箇所も、口パク箇所?が何個かあり。
(左4)(左5)楽しもうね
(左1)(左2)皆のBeatリンクする My heart
(センター)新しいドアを 叩いてる

~Bメロ~
(左1)それぞれのMy Color
(左5)色々あるけど ココでは気にしNothing!
(左2)ヤな事なんてバイバイ
(左4)忘れちゃえ 新・呼吸!
(左2)So So
(センター)手を叩いて

~サビ~
(斉唱)
みんな輪になってDance×3 O-Oh
(左1以外)思い思いに
(左1)カラフル
(左1以外)描こう
(斉唱)そして世界を Make Happy
(斉唱)なんでも出来る ララララ夢見て

~Cメロ~
(左1)(左2)ワン、ツー、スリーワン、ツー、スリー
(左4)(左5)Step in step
(左1)(左2)(左4)(左5)Clap my hand Clap your hands
(センター)Say Yeah
(左1)(左5)此処に来れば最高になれるよ
(センター)(左2)(左4)ネテモサメテモ Shall we dance?
(斉唱)もう一回

~サビ2~
(斉唱)C'mon! join us
(斉唱)みんな輪になってDance×3 O-Oh
(センター以外)思い思いに
(センター)カラフル
(センター以外)描こう
(斉唱)そして世界を Make happy
(斉唱)なんでも出来る ララララ夢見て
(斉唱)Dance一緒に踊ろうよ (Wow)
(斉唱)Dance melody 口ずさみ(Year Year)
(斉唱)Danceもっと 輝いて A-Ah
(斉唱)さぁみんなで ララララ未来へ

編成サンプル

意図せずデカパイ編成になってしまった

本編の前に、歌詞の割り振りが素晴らしいことを主張したい

この曲の割り振り、ガチ目に素晴らしいと思います。何が素晴らしいって、歌っている人に対する配慮が凄い所です。

沢山あるので一つだけ紹介を。

本楽曲で最も目立つソロ歌唱部の「カラフル!」ですが、ここを歌う人は前後で歌わず、この箇所の発声に集中できるようになっています。ここがコケると全体の雰囲気が台無しになってしまうので、マジでわかってる人が歌詞割りを考えていると思います。


また歌詞割り振りとは関係ないですが、左から5番目のアイドルの表情が凄く動く所もポイント高いです。恐らく本ポジションは目立つ箇所でソロ歌唱しないので、その他の要素で目立つようにしたかったのでしょう。細かいですが、匠の仕事って感じがしますね。

配慮が行き届きすぎている

本楽曲の特徴

箇条書きで記載します。

非常に明るい雰囲気のメロディ。南国のリゾートで流れてそう。
・典型的な良j-popの構成
 ※明るいイントロ⇒静かに歌唱するAメロ×2回⇒徐々に盛り上がるBメロ⇒盛り上がりを保ったまま突入するサビ⇒落ち着いた後、再び盛り上がるCメロ⇒サビ
・リズムはシンプルなため、手拍子がしやすい
英語歌詞が多い。

ライブで歌ったら確実に楽しい曲ですね~。
それでは本編へ。

その1)センターは、この曲の色を決めるキーパーソン

本楽曲のセンターは、他の曲と比べてもとても目立つポジションになっています。主な歌唱部は、以下のようになります。


~イントロ~
(センター)Uh Year
(センター)O-Oh みんな集まれ!
(センター)C'mon

~Aメロ~
(センター)Here we go
(センター)新しいドアを 叩いてる

~Bメロ~
(センター)手を叩いて

~Cメロ~
(センター)Say Yeah

~サビ2~
(センター)カラフル


見て頂ければわかる通り、ソロ歌唱部が非常に多いです。曲の入りもそうですが、「カラフル!」の箇所をサビ2で歌います。また英語歌詞が非常に多いのも特徴ですね。

また南国リゾートで流れてそうな明るい曲なので、それに合った声質を持った人を置くと良いと思われます。特に「カラフル!」の箇所で全体の雰囲気が決まるので、どんなコンセプトであれ慎重に人を選ぶべきですね。

またソロ歌唱を行う=それなりの声の厚みを持った人を置かないと、曲全体が貧弱に聞こえてしまう可能性があります。大人数で歌うと多少ごまかしが効きますが、ソロだとそれは無理ですので。

また英語歌詞が多発するため、母音(あ、い、う、え、お)の発声がしっかりした人をセンターに置くべきだと思います。※ここについて、おまけで詳しめに記載しました。よろしければ見て頂けると嬉しいです。


以上の3点を総合的に踏まえると、めぐる以外ありえないと私は感じました。仮にセンターに入れなかったとしても、この声を本楽曲から外すのはもったいないと思いますね。

やっぱ上手いよね


その2)左から1番目も、曲の色を決めるキーパーソン

次に語るのは、左から1番目のポジションです。歌詞は以下の通り。


~Aメロ~
(左1)(左2)(左5)アガがるよTension
(左1)(左2)ようこそここはパラダイス
(左1)(左2)皆のBeatリンクする My heart

~Bメロ~
(左1)それぞれのMy Color

~サビ~
(左1)カラフル

~Cメロ~
(左1)(左2)ワン、ツー、スリーワン、ツー、スリー
(左1)(左5)此処に来れば最高になれるよ


で、今回は雛菜を本ポジションに置きましたが、本アイドルについて初めて語るので、声の印象を記述します。

中の人の歌唱力が相当高いのに、わざと倍音を抜いている、ディレクション要素がかなり強い歌唱だと感じました。そう感じた理由は、以下の通りです。

・高い音でも低い音でも、声の印象が変質しない。
・声がどの音程でも揺れない。(以下の動画の1:44~を参照)
・喉締めボイス特有のノイズが無い。
・曲の特徴に合わせて、ファルセットと地声の使い分けができている。
・上記4つの声の操り方が凄いのに、倍音のみ少ない。歌が下手だったらこのような状態には万に一つも成り得ない。

ま~可愛い声ですね。個人的に超好きな声質です。ノクチルにこの声を入れたの、マジで素晴らしい。楽曲が透き通ってるよ。

話を曲に戻します。めぐるがセンターであるため、個人的には声の雰囲気を統一した方が好みです。そして倍音は少ないですが、発声自体は安定しているため、ソロ歌唱も余裕でこなせます。

また一番の決め手は、「カラフル!」の発声ですね。1回聞いてみて下さい。良すぎて飛ぶぞ。

可愛すぎぃ


その3)左から5番目は、曲の雰囲気の補助を行う役割

左から5番目のポジションですが、本楽曲で1番地味なポジションかと思われます。主な歌唱箇所は、以下の通りです。


~Aメロ~
(左4)(左5)リズムとSession
(左1)(左2)(左5)アガがるよTension
(左4)(左5)楽しもうね

~Bメロ~
(左5)色々あるけど ココでは気にしNothing!

~Cメロ~
(左4)(左5)Step in step
(左1)(左5)此処に来れば最高になれるよ


まずソロ箇所ですが、Bメロの盛り上がる前の段階を担当します。また後述しますが、左から2番目(千雪)と左から4番目(夏葉)とのデュオ歌唱箇所が多いです。

そもそもシャニソンのグループ曲って、声の厚みがある、単純に歌が上手い人を最低1人は置いているじゃないですが。あれって曲全体の深みを増したいからだと私は思うんですよ。(料理で言うと、ダシの役割みたいな?)

そう考えて歌詞割りを見ると、多分この楽曲は「左1、左5」の声と、「左2、左4」の声を混ぜ合わせる構成なのかなって思いました。であれば雛菜の雰囲気に近い声を左5に入れた方が、全体の雰囲気に統一感が出ると思います。

この考えの元いろいろな声をぶち込んでいった結果、はるきが適任だと私は感じました。中音の安定度が高く、可愛い発声ですからね。※というかはるきの笑顔が眩しすぎて辛い。

はるきは可愛いなあ・・・


その4)左から2番目と4番目は、曲全体の声の厚みを支える役割

本項目は、2人同時に語ります。歌詞割は、以下のようになります。


~Aメロ~
(左4)(左5)リズムとSession
(左1)(左2)(左5)アガがるよTension
(左1)(左2)ようこそここはパラダイス
(左4)(左5)楽しもうね
(左1)(左2)皆のBeatリンクする My heart

~Bメロ~
(左2)ヤな事なんてバイバイ
(左4)忘れちゃえ 新・呼吸!
(左2)So So

~サビ~
(左1以外)
思い思いに
(左1以外)描こう

~Cメロ~
(左1)(左2)ワン、ツー、スリーワン、ツー、スリー
(左4)(左5)Step in step
(左1)(左2)(左4)(左5)Clap my hand Clap your hands
(センター)(左2)(左4)ネテモサメテモ Shall we dance?


見て貰った通り、左から1番目(雛菜)と5番目(はるき)とのデュオ歌唱歌唱が多いです。で、左2と4に可愛い声を更に追加してしまうと、声の厚みが減って悪い方向に声が軽くなる印象を受けました。

であれば声の厚みを補強する、単純に歌が上手い人を置くべきだと思いました。

またBメロの「ヤな事なんてバイバイ」「忘れちゃえ 新・呼吸!」の2か所は、サビに繋がる歌の盛り上がり箇所になります。これらをソロ歌唱する以上、声にある程度の強さが必要になると思われます。

と言うわけでこの枠に当てはまる、千雪夏葉を選出しました。また個人的に夏葉の方が声に力がある印象を受けたので、左4は夏葉を入れてみました。

夏葉の声、器用万能感あるよね これで完成です


終わりに

1周年にふさわしい、素晴らしい楽曲だと思いました。やはりシャニの全体曲、完成度めっちゃ高いすね。

ではこの辺で。


おまけ 英語発声

日本人の歌はノド声が多い、とよく言われるが、それの最たる原因の1つに「子音(カサタナハマヤラワ)」の発声が強い事が挙げられる。より簡素に言うと、日本語は発声の際に舌の筋肉を使い過ぎる傾向にあるのだ。

例えばAppleを日本人は「アップル」と発音するのに対して、英語では「アポー(アポゥ)」と発声するのは、皆さんご存じかと思う。そもそも英語には小さな「っ」の発音(促音)が存在しない。よって英語は自然とこのような発音になるのだ。※音の似た言葉に「カップル(couple)」も、「カポゥ」と聞こえる。

この「っ」の発音、つまり「タ行」をはっきりすればするほど、舌に力が加わりやすくなる。その他舌を使う「ラ行(rとl)」も、喉奥に声がこもりがちな「ナ行」も、喉奥を叩くように発声する「カ行」も、破裂音の「パ行」も、鼻音「マ行」も。英語に比べて、日本語は強く発声する傾向にある。

当然これら子音を強く発声すると、舌のみならず周辺の筋肉にも負荷をかけることになる。

声楽において舌に余分な力が加わることは厳禁だ。発声には声帯内の筋肉および、その周辺の懸垂機構(筋肉)の精密な操作を必要とするが、舌の筋肉がそれを邪魔するからである。

よって英語発声を、より正確に言えば歌を上手く歌おうとするなら、「あ、い、う、え、お」の母音を、より強固な発声にする必要がある。その重要性はフースラー著の「歌うこと」や、コーネリウス・L・リード著の「ベル・カント唱法」でも述べられているので、参考にされたい。

特に洋楽を歌う際、正確な英語の発音かどうかは2の次で、まずは母音を聞き取りやすくする。そうすれば、雰囲気だけでも上手く聞こえるだろう。なお母音発声の発達には、正確な訓練方法と共に、長い年月が必要になることも注目したいポイントだ。

↑個人的おすすめの本。ただし大学論文レベルの読解力を必要とするので、購入は慎重に。特に4章、7章に重要な事柄が述べられている。

↑外部リンク

↑試しに、日本語で「っ」が入るワードを入れてみて下さい。一発でわかると思います。

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